Der durchsichtige cumulonimbus verhängt
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エントリー目次
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- NE▽S宣伝活動! [2008. 01/30]
- 足を伸ばしただけで筋を切る能力を持つ [2008. 01/29]
- 偏屈すぎる菜時記と女たち [2008. 01/29]
- 貧血、この冬もまた [2008. 01/28]
- かわいい子には旅をさせるなって言いながら旅立って逝った [2008. 01/26]
- Jメールに返信してはなりませぬ [2008. 01/26]
- 自転車のパンクを直してもらう [2008. 01/25]
- MBLも試験も就職も、いい結果を待ってます [2008. 01/25]
- 太陽のナヾダから音楽考へ [2008. 01/25]
- 偏屈な本棚に農園主とロマンチックウイルス [2008. 01/21]
- MLBに行きたいですな [2008. 01/20]
- 田舎暮らしができる人できない人、私はできそうですよ [2008. 01/19]
- 『しゃばけ読本』でドラマを懐かしむ [2008. 01/19]
- 『るる』 上品に花開く [2008. 01/18]
- インフルエンザに毎年罹ります [2008. 01/18]
- EIGHT-Gというジーンズ [2008. 01/17]
- 質素で淡いたたずまいのバラもまたよし [2008. 01/16]
- 天神様に合格祈願 [2008. 01/16]
- アマツカゼで〇ちゃんの迫力の演技を [2008. 01/16]
- 大切なことを大切に生きるエコ [2008. 01/12]
- ドームは興奮の渦に、NE▽Sばんざい! [2008. 01/11]
- 東京ドームがNE▽Sで弾けた! [2008. 01/10]
- ケニアの暴動が沈静化しますように [2008. 01/09]
- NE▽S東京ドームコンサート初日を迎えました [2008. 01/09]
- 明日は東京ドームでコンサートだ [2008. 01/08]
- ファン街道まっしぐら、一気に気持ちは天辺に! [2008. 01/07]
- 息子の年始め麻雀大会 [2008. 01/07]
- あれこれ年賀状 [2008. 01/05]
- 寂しい街がそこかしこにある日本にあって [2008. 01/04]
- 恩師との再会 [2008. 01/04]
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NE▽S宣伝活動!
2008.01/30 (Wed)
ちゃんと宣伝活動していなかったから、ここで改めて。NE▽S 『太陽のナヾダ』
映画ク□サギ主題歌 2008.02.27 Release

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■初回生産限定盤:JECN-0161
全3曲+オリジナル・カラオケ1曲収録
※6面12Pジャケット
01 太陽のナミダ
作詞・作曲:カワノミチオ
編曲:m-takeshi
02 美しすぎて Beautiful Eyes
作詞:伊達歩
作曲:Shusui、Peter Hallstrom
編曲:安部潤
03 バンビーナ(初回盤のみ収録)
作詞:松村龍二
作曲・編曲:Shusui、Martin Ankelius、Henrik Andersson-Tervald
04 太陽のナミダ(オリジナル・カラオケ)

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■通常盤:JECN-0162 全3曲
※6面12Pジャケット
各\ 1,000(tax in)
01 太陽のナミダ
作詞・作曲:カワノミチオ
編曲:m-takeshi
02 美しすぎて Beautiful Eyes
作詞:伊達歩
作曲:Shusui、Peter Hallstrom
編曲:安部潤
03 Lady Spider(通常盤のみ収録)
作詞:稀月真皓
作曲・編曲:m-takeshi

映画の特集を組んだ雑誌、こちらもオススメ。
『プラスアクト 14』
巻頭特集 誰も知らない、俳優・山下智久
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足を伸ばしただけで筋を切る能力を持つ
2008.01/29 (Tue)
自分で自分の足の筋をビリッと破く。なんでこんなことを何度も繰り返してしまうのか、自分の筋肉の強さに呆れるやら情けなくなるやら。無理に力を入れようとしたわけではないのだ、決して。レッスンが始まって最初も最初、足を横に伸ばした途端の出来事。バカッバカッバカッ、悔やんでも遅いけど。すぐ治る、これ位の痛みならすぐ治るから、そう自分に言い聞かせて平静を装う。この程度なら、そう今まではすぐ治ってきたからね。
決意、もう二度と筋を痛めまいぞ。
偏屈すぎる菜時記と女たち
2008.01/29 (Tue)
『ヴィラテスト菜時記ー暮らしの輪郭線』 玉村豊男著![]() | ヴィラデスト菜時記―暮らしの輪郭線 (2003/01) 玉村 豊男 商品詳細を見る |
彼の描いた絵にエッセイが添えられています。
『冬の女たち―死のある風景』 久世光彦著
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死の匂いがあふれ出てきて怖れの感を抱く、彼の人柄を考えると納得の一冊。
貧血、この冬もまた
2008.01/28 (Mon)
去年も同じ時期に貧血になった。もう鼻から貧血だと決めてかかっているけれど、症状に身に覚えがあるので、この自己判断に間違いないと思う。まずは回転の鈍い脳、物覚えに若干のスローダウンを感じ始めると「もしかして・・」と貧血を意識し始める。頭ははっきりしているのになんだか働きが悪い時は、私の場合たいてい貧血。
若干の吐き気、吐かないけれど”おえっ”となる胃の状態。
動悸息切れ。静かにしていても呼吸が足りないような気がしたり、心臓の動きが異常に大きく感じられたり。
お天気周りに関係なくともかく寒い、体の芯から寒い、手足の先など冷たい。自助作用で体温を上げようとするのか熱があるように感じるけれど、体温計の数字は平熱。
朝起きられない、いつもなら早朝にパッと起きられる私が起きられない。体が重くだるく思えて、まるで病気のよう。
もしかしたら若干風邪気味だったのが引き金になったのかも。風邪かどうかも定かじゃないけれど、頭や関節がものすごく重かったのが一週間前。それらが風邪の前兆なのか貧血の前兆なのか、今ではわかりません。
寒気は葛根湯を飲んで、床暖房の効いているところに寝そべって、日が入るリビングで日向ぼっこしてやり過ごしました。大嫌いなドリンク剤も飲みました。そして最終兵器『鉄剤』も飲みました。そうやって3日めの今日、ようやく気分よく目覚めることができたわけです。
冬のこの一番寒い時期が私の体にダメージを与えるようです。変温動物でもないでしょうに、どうも寒い時は細胞の活動が不活発になりますようで。医者へ行って血液検査をするべきでしょうが、6000円以上かかりますからね、独断と偏見に基ずく対処療法で良好にむかわなかった時にします。
小さい頃からあった若干の貧血傾向とは、私が死ぬまで付き合わねばならないようです。もう二度と献血が出きないのをお許しあれ。
かわいい子には旅をさせるなって言いながら旅立って逝った
2008.01/26 (Sat)
鷺沢萠著 『かわいい子には旅をさせるな』![]() | かわいい子には旅をさせるな (2004/06) 鷺沢 萠 商品詳細を見る |
抱腹絶倒
↑
これ以外の表現は出来ません!文字通り腹抱えて笑転げること必至。これが作者自身もしくは周りを取り巻く人々が起こした実話だというのですから、キャラクター大集合、作家としてこの上なく恵まれた環境だったといえるでしょう。なのに自ら命を絶ってしまって・・・・残念至極ですよ。このような文章を書く人がなぜ、その思いばかりが強くなる一冊です。
Jメールに返信してはなりませぬ
2008.01/26 (Sat)
たびたびブログに登場してくれる私の友達、最近Okadaくんの熱烈なファンになった彼女にまた登場してもらいます。今日から映画が公開されますね『陰日向に咲く』。公開前日の彼はTVジャックで宣伝活動怠りなく、忙しい一日を過ごしたようでした。それを追いかけるファンもまた忙しいわけで、見逃すことのないようTVに終日へばりついていたそうです。
その彼女から携帯メールが。内容は「Okadaくんからメールが来た。うれしい、どうしよう~!返信していいのかな?」というもの。
・・・もちろん、返信してはダメです。それは事務所が発信したメールです、Okadaくんの携帯からではありません。だいたい迷惑この上ないです、何十万ものメール返信がされたら。恋は盲目、もはや彼女は正常な判断が出来なくなっている状況、お~い大丈夫かぁ?!
いつも突拍子もない話題を提供してくれてありがとう。入会したファンクラブから会員証も送られてきて、Okadaくん待ち受けの携帯にストラップ代わりにつけています。彼女はよく携帯を落とすので止めるように忠告してもきかない・・・、それを失くすと入場時の本人確認できなくなって困るって説明してもきかない・・・、やっぱり恋は盲目だ。
「カレンダー、V⑥のは発売されないんだねぇ、残念だわ。でも来年は発売されるかもしれないから楽しみにしてる♪」彼女のこの願望も控えめに否定させて頂きました、一旦発売されなくなったら再開されることはないのだと。でも驚きだったなぁ、Kin畿だって去年まで発売されていたのに、V⑥はもう発売されていなかったなんて。商売上のそろばんを弾いてのことでしょうけれど、こういうところにファン数の影響が顕著に現れます。こうならないように積極的にコンサートに足を運び、CDやDVDやグッズやカレンダーを買い、出演しているドラマを見て視聴率を上げ、人気度が高いことをアピールしていかねばなりません。事務所に対して数字で見せつけてやらねばなりません。投資、投資、アクションあるのみ。
そうそう、〇ちゃんの作品集、本屋でも注文受付中止、Netでも注文受付なし。う~ん、遅れを取ってチャンスを逃してしまった。これば展示会場での販売を期待するしかないけれど、瞬時に売り切れになる恐れもありです。そんなに在庫を確保しているとも思えませんので。望む、再出版。それから、TOKI〇のアルバムCD発売される情報を昨日知りました。見逃していたんだわ、やだやだ。最近細かく情報を集めることを止めてしまっているからな、いけないですな。来月20日発売なのにまだ内容が決まっていない、こんなことってある?内容がわからなければ予約するかどうか決められない、いや私が買うのは通常盤だから予約なしでいいのですけれど。彼らのDVDは見ないだろうからなぁ、はっはっは。
ダンス系の舞台、演劇など、最近食指が動く演目がなくて困っています。ライブの感動を常に追い求めていたい私ですので、この状況は甚だ面白くない。アイリッシュ系ダンスがまたやってきますね。そのあたりで手を打つか、う~ん悩む。ロイヤルもやってきますが、値段の高さと演目を秤にかけて迷っているわけで。映画と読書と裁縫に打ち込むって道もあるから、金銭感覚を失わずに熟考します。
自転車のパンクを直してもらう
2008.01/25 (Fri)
先日自転車のタイヤの空気が抜けて、たぶんパンクしたんだろうなぁと思ったのは、もう9年近く使用してきているから。それだけ付き合っているとね、相手が自転車だといってももはや私の手足のようなもの、大体のことはわかります。しかし、わからないのは自転車屋さん。ただの空気漏れだとおっしゃる。それで空気を入れてくれて、おまけで各所に油も注してくれる。となると自転車に素人の立場にあるこちらから強く言えるわけもなく、すごすごと退散。向こうに悪気があってのことでないのもわかるしね。タイヤを外して調べてパンクじゃなかったら、手間賃取りにくいといったところでしょう。昨今流行の理不尽な主張、それらが社会に蔓延してトラブル発生も日常茶飯事です。でもやっぱり私の自転車はパンクだったのですよ。翌日20分ほど乗っただけで、またもやタイヤがふにゃふにゃになってきたのですから。今度は胸張ってパンクだと言い張れます。自転車屋さんも懸念なく修理できます。寒風吹きすさぶ中待つこと10分余り、私の愛車のパンクは直りました。これでまたしばらくは活躍してくれることでしょう。もうちょっと大げさな故障でもあればそろそろ買い替えも検討していたのに、う~んシブトイ。サビが目立ってきてちょっとばかし恥ずかしくもあるけれど、エコ第一、大事に使わねば。
MBLも試験も就職も、いい結果を待ってます
2008.01/25 (Fri)
MLB開幕戦”レッドソックス×アスレチックス”の開幕戦、チケット外れました。予想をしていてもやはり無念。さっそく二回目のチャンスに申し込みました。一般発売では電話もインターネットも繋がったときには売り切れ、これが常ですからなんとかその前にGetしたいです。息子の大学の試験が真っ盛り、就職活動も真っ盛り、双方の都合をやりくり出来ずにテンションが上がっているようです。テンションが上がると息子はどうなるか、めちゃくちゃハイになります、前向き度100%増しになります。いいことです。反対に暇になると、死んだように部屋に閉じこもります。後ろ向き度が激しいです、家族はやりきれません。
面接が通った、大学に出すレポートが出来上がった、順調な毎日で本人もホッとしていますが私もホッとしています。面接も希望度の高い企業はこれから、そう本番はこれからなのです。押さえで受けている企業から取ってもらうのももちろんうれしいことですが、狙っている企業に入社するのがなによりの願い。氷河期を免れたこの時期の就職、どうぞかなえられますように。
太陽のナヾダから音楽考へ
2008.01/25 (Fri)
うんにゃ、『太陽のナヾダ』のCDジャケット、なんだかTEP
NE▽Sコンで一足先にお目見えした『


ずっと、もうずーっとNE▽Sの曲を聴いてきたので、昨日からÅRASHIにしてみました。この二つのグループの決定的な違いは、曲が含む湿り気。一気に部屋の空気がカラッと軽くなりました。ÅRASHIの曲は単純に元気になれます。あからさまに応援する言葉が並べられてはいませんが、歌詞の世界が非常に前向きになれるように設定されている。肩から力が抜ける、一人じゃないと気がつく、変わらなくていいとも変わった方がいいとも思わせてくれる、ともかく自分を肯定したくなるような歌が多いです。メロディーもポップで軽妙、気分を楽しくさせてくれます。変わってNE▽S、こっちはもうちょっと深いところに訴えてくる。自分と周りの人との間にある感情を意識させてくれて、温かい気持ちを思い起こさせてくれますね。短調の調べも浪花節の遺伝子を持つ日本人にはより合っているのでしょう。曲を提供してくれているスウェーデンとの共通性も面白いです。しかし、これだけでは飽きが来るのが当然。これにクラシック音楽がスパイスの効果をもたらしてくれればいいのに、本当に長い年月聴きすぎてしまってアップアップな状態が相変わらず続いています。だから久石譲などの現代の作曲家、しかも不協和音を駆使する人が好み、時々引っ張り出しては一日中流しています。う~ん、いやはやそれにも飽きた感じがあって。どこかにハッとする音楽が隠れていないでしょうか、私がまだ出会っていない宝石のような音楽が。民族音楽・ジャズ・フュージョン、そんなジャンルに縛られない未知の音楽を所望しています。
偏屈な本棚に農園主とロマンチックウイルス
2008.01/21 (Mon)
『小さな農園主の日記』 玉村豊男著![]() | 小さな農園主の日記 (2000/04) 玉村 豊男 商品詳細を見る |
私は田舎暮らしができる人だと知ったので、引き続き彼の本を読ませてもらっています。この本のページをめくって気がついた「”プロヴァンスの12ヶ月”みたいだなぁ」田舎暮らしを日記風に書くというのはピーター・メールで以前大ヒットしましたね。思えばあの頃から田舎で暮らすことに関心があったのですわ。この趣向は本物かもしれません!
『ロマンチックウイルス』 島村麻里著
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Jファンを自認して著作も多い彼女。今回はヨン様ブームを解説してくれています。ロマンチックウイルスに侵された熟年女性、読めば読むほどやっぱり私とはズレがあるみたいで。JファンはJファンですよ、私も確かに。しかし、やはり彼らに対する思い入れには違いがあるようです。ヨン様のウイルスには全く感染しなかったし。やっぱり息子感覚からは脱せないなぁ、残念。
MLBに行きたいですな
2008.01/20 (Sun)
NE▽S東京ドームコンサートが至上最高の域に達する楽しさだったせいか、彼らのコンサートDVD『Never Ending Wonderful Story』がまた売れているそうですね。エンターテイメントの世界は実力を発揮して観客の心を動かすことができれば、それが成果につながるものなんですから至極当たり前のことです。春に公開される映画『ク□サギ』の主題歌『太陽のナヾダ』もとても印象に残る曲です。相互作用でどちらもヒットするといいですねぃ。金曜日にTVでマりンスキーの『Swan Lake』を観ました。このカンパニーの特徴はこの演目で特に活かされます。コールドの美しさといったら、値する言葉が見つかりません。技術が一流なのは当然ですが、感情表現を見ていると演目に対する解釈にも統一感が現れています。個々の体型まで揃えられていると、すでにそれだけでこの世のものとは思えない世界、白鳥に姿を変えられてしまった哀しみを空間全体にたたえた舞台となっていました。ブラボー。
最近気になっているのが『ペンぎンカフェ』『カルみナブラーナ』などを振付けたデヴィット・ビントレー。先日彼の作品『美女to野獣』も上演されていましたね。残念なことに私はまだ彼の作品を見たことがありません。チャンスを逃してしまい今から考えると本当に惜しいことをしました。『ペンギン~』に関しては上演されることこと態皆無に近く諦めています。『カルミナ~』はきっとまた将来新国立で再演があるのではないかと期待しています。でもその前に『アらジン』が振付けられるのですってね、観に行ってみようかしら。どうもディズニーで取り上げられるような作品は固定観念が先立って敬遠しがちですが、もともとどちらもお姫様王子様の世界ですので仕方のないことなのかもしれません。先入観ナシに彼の振り付けを楽しみに行けばいいんですもの、よし今年こそ!
もう一つのお楽しみ、それはこちら。
↓

レッドソックスとアスレチックスの開幕戦が日本で行なわれます。以前大好きな松井選手がいるヤンキースの開幕戦もチケットを取ろうとしましたが、あえなく撃沈。だから今回も先行予約から最大限のチャンスを活かしてチケット争奪戦に参戦しますが、まぁ期待は薄いですね。
田舎暮らしができる人できない人、私はできそうですよ
2008.01/19 (Sat)
『田舎暮らしができる人できない人』 玉村豊男著![]() | 田舎暮らしができる人できない人 (集英社新書 388H) (2007/04) 玉村 豊男 商品詳細を見る |
いよいよ私の田舎暮らしの憧れも夢ではなくなりつつあります。この本を読んでも土に対する愛着は失せませんもの。田舎暮らしの不便なところは自分なりに理解していたつもりです。最大の問題は私の未熟な運転技術だということもわかっていました。が、田舎の道路事情です、都心の複数車線でひやひやしながら運転するわけではないのです。寒冷地を選ばなければ、雪や氷結による事故も防げるでしょう。これは見通し明るいぞ。一人遊びの出来る人が向いているとか、人恋しくならない人が向いているとか、そんなこと先刻承知。家族を引っ張り込んでの移住なぞ鼻から考えておりませんし。都内のマンションは残したまま、電車で1~1時間半の距離で探そうと思っています。そうか、こういうのは別荘というのね、言葉の印象と目指すものがかけ離れていたので気がつきませんでした。セカンドハウスといったほうがぴったりかも。
まずはお金を蓄えること。このマンションのローン返済に目途がたってからの話です。時期は子どもが一人前になってから、社会人になってからですね。その頃になって計画が頓挫せぬよう体力維持に努めなければ。
『しゃばけ読本』でドラマを懐かしむ
2008.01/19 (Sat)
『しゃばけ読本』 畠中恵著![]() | しゃばけ読本 (2007/11) 畠中 恵、柴田 ゆう 他 商品詳細を見る |
もう1回テレビドラマが観たくなりました。なのに・・・先日HDDから消去したばかり、ああ後悔。Tegoの一太郎・谷原章介の仁吉・高杉亘の佐助に会いたくて会いたくてたまりません。しゃばけはシリーズ化されるとのことですし、次回作は春過ぎあたりと睨んでいます。その前に前作再放送は放送局の慣例、きっと再放送してくださいね~。でないと妖しになって出てやるから!!!
『るる』 上品に花開く
2008.01/18 (Fri)
我が家のベランダの新顔 『るる』 が綺麗に花びらを開きましたよ。
先日固いつぼみがほころんだのがこの写真。

それが冬の日差しの中寒さに耐えながら膨らむように花弁を広げていきました。なんだかそこだけ一足早く春が来たよう、上品な美しさについつい寒さを忘れて見とれる私です。
インフルエンザに毎年罹ります
2008.01/18 (Fri)
インフルエンザに毎年罹るのは私ではありません。毎日会社勤めをしている連れ合いでもありません。大学と就職活動に忙しい息子でもありません。1月に入って高校の授業がなくなった娘、そうほとんど外出する機会のない娘なのです。子ども達が中学受験をすることになってからというもの、毎年冬になる前にインフルエンザの予防接種を欠かしたことはありません。私は子どもの受験年のみの接種でしたが、毎日雑踏に紛れずには学校に行けない子ども達は感染機会も多いと思いましたので。どういうわけか感染症に弱い子ども達。しかも感染すると症状が一際重くなるのが娘です。溶連菌・おたふく・手足口病・ノロウイルス・ロタウイルス・はしか・・・後はなんだったっけな?もれなく複数回発病、しかも常時点滴、入院一歩手前、高校生になっても未だに大騒ぎです。
インフルエンザ、今回は高熱に至らなかったのはたぶんA型でしょう。不幸中の幸いです。高熱になると脳圧が上がって吐きっぱなし、点滴で吐き気を抑えないと薬の服用もままなりません。そして脱水症状で尚熱が上がるという悪循環に陥ります。去年はタミフル騒動の前だったので、十代ではありましたが飲みました。よく効く薬だと感動しました。が、今年はやはり出ません。症状を抑える薬でウイルスを撃退できるまでがんばるわけです。去年のお正月高熱を出しタクシーで都心の病院まで行き点滴を打ちながら治療したインフルエンザでしたが、そこまでじゃない。けれどやはりトイレに駆け込んでは吐いています、これでドイツ留学して一人で大丈夫なのだろうか、一抹の不安を感じましてこのたびはほとんど声かけしていません。自分の気力だけでできるだけがんばらせたい、病気が重くなるのはいつものことですから。まさかドイツに私が駆けつけるわけにはいきませんし。親気ないと娘は思っているかも、部屋から唸り声がもれています。ま、もう幼い子どもじゃないのでなんとかしてみて下さいな。
それにしても不思議なことです。こう毎年インフルエンザに罹って少しは抗体も出来ようというものなのに、予防接種まで律儀にしているのに、なんでまた罹るわけ?細胞レベルで娘は非常にひ弱な体質だと言わざるを得ません。いつもそばにいて看病している私がインフルエンザに罹らないのに。娘は外出した折ウイルスを持った人とすれ違っただけで感染してしまうんでしょうね、困ったものです。今回は2日前にでかけた天神詣で、それしか考えられません。私も一緒だったんだけれどなぁ。
インフルエンザはタミフルを飲んだ場合に異常行動が起きると問題になっていますが、インフルエンザに罹ったことが原因で異常行動を起こす人の割合も低くないことが指摘されています。今日明日は私も家にこもりっきりですね。やれやれ。映画の予定もおじゃん、都心に買い物の予定もおじゃん。
先週から首都圏はグッと寒くなりました。最低気温が0度に近くなり、最高気温も5度前後という冬本番の様相です。歳のせいか寒さが一段と堪え、ジーンズだけでの外出は無理になりました。ちょっと買い物でもレッグウォーマーを下に忍ばせます。それでも北風の強い日など歯の根がガチガチいうほど、寒くて骨まで凍りそうです。今年は暖冬ではない、声を大にしてそう断言します。雪が降らなくたって寒いものは寒い。私まで風邪をひかないように十分注意します。
EIGHT-Gというジーンズ
2008.01/17 (Thu)
EIGHT-Gこんなブランドのジーンズを娘が買いました。完璧な日本製、お店の男性がそう言っていました。実際履いている娘をお見せしたいくらい、めちゃくちゃかっこいいジーンズなんです。
昨日天神様を詣でた帰り道、毎年初詣で通る道すがらにそのお店はありました。入り口から見える店内には、天井近くまである棚にぎっしり積まれたジーン、そして刺しゅう鮮やかなスタジャン。雰囲気は飾りっけがないけれど、でもこだわりを感じるところが印象的でした。しかし、一度も店内をのぞいたことはなし。明らかにメンズのお店だったし、この道を通る目的が初詣だったからです。
昨日は何気なく入ってみたのです、もしかして娘好みのルーズなストレートジーンズがあるかもしれないと。ところが棚に並んでいるタグには見たことのないブランド名がずらり。エドウィンやリーバイスなんていうなじみのタグは見当たりません。お値段も1万円前後かそれ以上。決して安売り店ではない、こだわりのジーンズ屋だと一瞬のうちに察知しました。娘のジーンズなんて所詮普段着、1万円も出したくないと思ったのは主婦の財布感覚。ところが相手をしてくれた店長と思しき男性が至極感じのよい人だったのです。
あつかましく商品を押し付けるでもなく、ジーンズ知識をひけらかすでもなく。しかし知りたいことはすぐに教えてくれました。このお店のジーンズは全部日本製、オリジナルだそうです。どうりで見かけたことのないものばかりだったわけだ。レディースも少しだけ置いてありましたが、娘に興味はありません。
関心ははたしてメンズのジーンズを娘が履けるのかどうか、サイズはあるのかどうか。その疑問は愚問だったよう。娘の希望を聞いて膨大な棚の商品から数本のジーンズを選び出してくれました。2回試着して、腰から少し落として履けるジーンズを買うことにしました。それね、ルーズなのにダレた感じがしないのです、カッコイイのです。それは生地に理由がありました。アジアの国で生産された生地は薄いものが多いのですが、ここのジーンズには従来通り国産の厚手を使用しています。だからヘタレない、長く履いていても型崩れしないと太鼓判を押してくれました。裾挙げも「短いとかっこ悪いけれど、引きずるほど長いとお母さんに怒られちゃうから、これくらいにしておこう」なんて、やけに説得力のある物言い、気に入りました。どのジーンズもあんまりかっこいいものだから、私のほうが欲しくなっちゃって。でも我慢。娘が履かなくなったフレアーをストレートにリフォームして、しかも裾挙げして履かなくっちゃもったいないから!主婦魂をこんなところで発揮する悲しさよ。
しかし、とても気に入ったお店なのでまた行こうと思っています。息子のジーンズもここで買えばいいんだわ。だからこっそり宣伝ね、Gパン屋SAKAIでした。
質素で淡いたたずまいのバラもまたよし
2008.01/16 (Wed)
秋に買ったバラの苗、その名も『るる』。小さいですが、初めての花を咲かせました。
本当はもっと花びらがたっぷりした量感のある濃いピンクの花なのです。しかし冬のこの時期のバラは、色が薄くて小ぶりなのが常。るるも本領発揮するのは初夏のバラの季節を待たねばなりません。たわわに花をつけるようになるには3年ほどかかるでしょう。
それでも、この薄緑をたたえた淡いピンクの花びらのかわいらしいこと。これはこれで上品で美しい。バラは誰からも愛される花ですが、質素で淡いたたずまいも素敵です。これだから栽培をやめられないのです。
天神様に合格祈願
2008.01/16 (Wed)
今日、天神様に詣でてきました。すでに娘は大学合格を果たしましたので、今回は娘の友達みんなの合格祈願です。とてもじゃないけれど、この週末のセンター試験、他人事とは思えません。親御さんたちの祈るような気持ちも本当によくわかります。だからこそ何かできることはないかと、折にふれ考えてきました。でも、なんにもないんです。
そんな時ふとひらめいたのが、娘を合格させてくれた(?)天神様に絵馬を奉納してこようということ。こう思いついたが吉日、今日さっそく出かけました。バスにゆられること30分余り、このところの寒さにめげずに神社を目指しました。
○○学園高校▽▽▽回生のみんなが全員合格しますように
本当に合格させて下さい、天神様どうぞよろしくお願いします。
娘はこの絵馬の写真を撮って、友達数十人に励ましのメールを送りました。すると次々返信が。中には学校で自習していた仲間が昼休みに撮った写真付きで「ありがと~、がんばるよ」って。なんだか娘の方が励まされたみたい、ジーンと胸を熱くしていました。いい友達ばかりで娘は幸せ者です。
アマツカゼで〇ちゃんの迫力の演技を
2008.01/16 (Wed)
ÅRASHIの〇ちゃんの舞台が発表されました。『プーシリーズ外伝 アマツカゼ』
青山劇場 3/21~4/7 NHK大阪ホール 4/24~4/28
おまけに彼の創作してきた作品集の出版と個展の予定も。すごいですね、今年は〇ちゃん当たり年ですか?
ÅRASHIのファンクラブに入って初めて申し込んだのが〇ちゃんのプーシリーズ。彼の舞台を見て予想をはるかに超えた感動をするに至り、私のÅRASHI感は一変したのでした。これは只ならぬアイドルなんじゃないかと。その後足を運んだ4回のコンサートでその実力を見せつけられて、彼らの応援団になったのは言うまでもないこと。娘と心待ちしていたんです、そろそろ〇ちゃんの舞台の情報が流れてきてもいい頃だよねって。
だから、キタァ~~~!ですよ。すかさず郵便振り込みでチケットを申し込みましたよ。今年はNE▽SもÅRASHIもコンサートなどで活躍すると信じて、この度の舞台は控え目に3口だけね。
去年のKちゃんのミュージカルに6口申し込んで全部取れちゃったこともあり、今回何口申し込むかは散々悩みました。コンサートで発表がありましたが、Kちゃんの舞台(演目はまだ不明)も決まっているそうですし。チケット代金9500円となりますと、娘と二人そう毎日通うわけにもいきません。何事もほどほど・・というのが肝心。(←すでに、ほどほど・・から逸脱している事実には目をつぶっているっ!)
2口だけ申し込むつもりで気持ちを固めていたところ、郵便局についてきた娘が頑固に3口を主張したので仕方なく。私「3口全部当たったらどうするのよ、他の人にチケット譲渡してくれる?」娘「いや、3回全部観に行く!」なんという放蕩娘だ・・・。
こういう時の決まり台詞に「だって私は推薦で大学に合格したでしょ。受験料やら滑り止め大学の入学金やら使わなくて済んだでしょ。私って親孝行だなぁ、うん。」ザケンナヨッ!でもそこを突かれると弱いんだなぁ。確かに250万円くらいは受験費用として用意して下さいと高校の進路指導の先生に言われていました。受験料も1大学分だけ、入学金と授業料も1大学分だけ。その点では大変助かりました。しかし、それを盾にして甘えてくるとは、私の育て方が悪かった。大学に入学するまで、そう今の娘は毎日が日曜日。英検受験の勉強(たいしてはかどっていない)と習い事に通う以外、至って暇にしています。校則によってアルバイトもできない。一応推薦入学なので何か問題を起こすわけにもいかないとあって、こっそりバイトに励むという綱渡りもできず。
まぁ、自分でも覚えがあるけれど、人生そう追い詰めてばかりいられないし。自分で自身に厳しくする日も、いつか来るかもしれないわね。親としての執権、このあたりではすでに放棄している私です。
さて〇ちゃんの舞台、何回見ることができるかな。個展と合わせて今から楽しみです。
大切なことを大切に生きるエコ
2008.01/12 (Sat)
ああ、まだやまない雨 太陽のナミダ♪↑
このフレーズが頭から離れません、はっはっは(笑)
エコという言葉がやけに気になる今日この頃。いや随分若い頃から割りと引っかかってきたことでもあるわけ。実際正統的自然派生活を営めるわけじゃないけれど、意識にはずっとあるんだなこれが。だいたい元々消費や無駄を嫌悪する性質があるので、それに拍車が掛かっただけのこと。だけど、まだスーパーでレジ袋は貰っている。それをそのまま毎日のゴミ袋として利用しているから。貰わないことにすると、じゃ買って利用する、それじゃ物質的エコとしては同じこと。自腹切っても切らなくても袋はいるんだよねぇ。レジ袋を貰わないと、その分浮いた経費でスーパーの商品が安くなるのならちょっとうれしかったりするけれど、そのあたりはどうなのだろう。
必要のないものは買わない、これが私のエコ生活の基本。広告で占められている雑誌、流行の洋服などなどはすぐに実践できるけれど。
自分の生活を楽しむのに欠かせないものは我慢しないのも私流。エコを意識するあまり窮屈になったら生きる価値もない。
車は使わなくなって久しいので、先日など1ヶ月ぶりにエンジンをかけたらバッテリーが上がっていた。電車やバスを利用するのも歩くのも苦でなくなったのはよかったな。首都圏の交通網・道路整備もいいけれど、地下鉄・トラムなどの充実を望みます。
マンション住まいでは勝手な自家発電も出来ず。ベランダに林も作れず。このところ強い願望として湧いてきたのは、里山近くに土地を買うこと。小さな家も付随してあったら尚よし。きれいに設計された庭を造る目的じゃなく、畑も木立も花壇も混在する庭が欲しい。草むしりなどの作業が四六時中できる庭が欲しい。できれば井戸も掘りたい。都心との二重生活って無理かな、電車で1~2時間の距離、しかも駅から1㎞くらいに土地があれば理想的です。求む、物件。これ、子どもが巣立った後に実現させたい夢です。夢といいながらもかなり可能性の高い夢ですよね。密かに密かに計画を進めたいと考えていますですよ~!
エコ、いいよね、物欲もなくなったこの歳だからできることってある。無駄をそぎ落とした生活、大切なことだけを大切に生きること、それが私のエコなのだ。
ドームは興奮の渦に、NE▽Sばんざい!
2008.01/11 (Fri)
2日目のNE▽Sコンサート、初日とはまた違った興奮に包まれました。
初日は、ただただ初の東京ドームでコンサートができる喜び、とうとうここまでやってきたという今までの長い道のりに対する感慨、その事実が信じられないような夢見心地のようなそんな感覚がどこか残っていました。が、2日目は違います。確かのこの地に立っているという実感と、ひとつの到達点に至った自信がみなぎっていました。振る舞いに余裕も見られて、見ているこちらも肩から力を抜いて「よ~しそれなら楽しませてもらおうじゃないの」という姿勢で。
びっくりさせられたのはゲストの登場場面。昨日はMacchiだったでしょ、まさか続けての登場は考えられないので、今日は他の人が来るのか、それとも誰もいないのか。というところに現れたのがMassuデザインのTシャツを着た二人組み。むむ、どこか見覚えのある体の動かし方、おちゃらけぶり。
あっら~、ShouくんとNinoじゃないの!?
そう、ÅRASHIの二人だったんですね~、これにはひっくり返るほど仰天させられましたわ。この二人が他のグループのコンサートに足を運んでくれるなんて、いやはやうれしかったなぁ。それで、サービス精神旺盛でしかもMC能力の高い二人のことですから、盛り上がったドームをそれ以上に盛り上げてくれたのは言うまでもないこと。おどけた格好で踊ってみせたり笑わせてくれたり、兄さん方ありがとうございますっ!
今回のNE▽Sコン、ÅRASHIバリのラップ紹介が入っています。ÅRASHIファンにはお馴染みのメンバー紹介のやり方、次々と順送りで面白おかしく。Massuはブヒブヒぶたさん、Shigeなんてそんなの関係ねぇポーズ入り六法全書ネタ、Kちゃんは1年前まで明大生だけど・・、TegoはドSで上目線でどんだけ~でQ、Yamaピーはクロサギ、Ryouちゃんは毒舌(だったかな?)。このラップはそれぞれが紹介するメンバーのことを一生懸命考えて文章を作ったんだそう。ところがこの日のMCで判明したことには、Tegoが歌ったYamaピーの部分、実はShouくんが考えてくれたのだとか。TegoがShouくんに相談を持ちかけ、Shouくんが快く引き受けてくれたというもの。Shigeがレコーディングしていた時、TegoとShouくんがラップの収録するのにスタジオを横取りしたと暴露。Tegoの愛されキャラはそこでも発揮されたのですね。というより、放っておけないほどTegoが作ったYamaピー紹介がひどかったらしいのです。「Yamasita、割り下・・」そりゃないよね。だからTegoのラップの裏にはShouくんの声がかぶっているんですよ~。昨日はRyouちゃんがふざけてMassuのほっぺにチュ、今日はNinoがRyouちゃんの肩にチュ、あっざーすっNino!こんなふうにMCは盛り上がったそのまた上の盛り上がり、ÅRASHIファンでもある私には相当うれしい瞬間でした。
新曲発表、映画クロサギ主題歌『太陽のナミダ』。都合4回聞きましたが、これもまたまたNE▽Sでしか歌いこなせない短調の歌謡曲風。こういうのを歌わせるとNE▽S本当にカッコイイんだわ!『紅く燃ゆる太陽』『愛のマタドール』この手の歌は他のJグループでは考えられません。もちろんYamaピーソロはいつも完全歌謡曲路線ですし。Popで元気の出るような歌もうまいし、バラードでは実力を如何なく発揮します。しかし現代の音楽業界においてこの分野で唯一無二の存在であるのがNE▽Sであるのは周知の事実です。その方向性を見極めたJ事務所はさすがだと言わざるを得ませんね。私個人的には冬の歌シリーズ『真冬のナガレボシ』『永遠色の恋』『スノーエクスプレス』にも魅せられました。NE▽Sはサビの部分以外はソロパートでつなげていきますが、これらのバラードでは歌唱力を堪能できますものね。
メンバーはコンサートツアーどのステージも同じように全力投球します。もちろんそうです。しかしそれでも気持ちの持ちように多少の変化があり、込め方に違いが出るのは仕方のないこと。私たち観客もそのあたりは微妙にしかし確実に感じます。だからコンサート会場ラスト、しいてはツアーオールラスト公演に是非参加したいというのが正直な気持ち。ドームの2日間はどちらもメンバーの気持ちがビンビン前面に押し出されていて胸が熱くなりましたが、それでもやはり2日目の、メンバーそれぞれが絞り出すようなに感情をほとばしらせたのには涙がこみ上げてきそうになりました(Ryouちゃんのソロでは実際娘号泣!)。1年前のカウントダウンコンサートの復活場面が頭を過ぎりました。本当に本当に本当に、いろいろあったNE▽Sです。だからメンバーもファンも感情移入が人一倍激しい、よくぞここまで来たものだと今までの軌跡を思い起こさずにはいられません。幾度コンサートに足を運んでもこの感情は変わらないでしょう。
これで首都圏でのコンサートは終わります。私の今後のコンサート予定は白紙、寂しい限りです。が、このステージで発表がありました。Kちゃんの舞台が決まったそうです。HMかな?ううん、なんでもいいよ、うれしいことです。未確認情報によりますれば、ÅRASHIの〇ちゃんもプーシリーズ舞台が決まったとか、これまたうれしいことです。コンサートがなくたって舞台があるやいっ、という意気込みでチケットを申し込むつもりです。いや、今年はこの後もNE▽Sコンが企画されるはず。メンバーが何度も「やります!」宣言していましたもの。J事務所が完全無視もできないでしょ、ねぇそうでしょ!よろしくお願い致します。さて再びコンサートで会えるその日まで、NE▽Sのみんな元気でね。
東京ドームがNE▽Sで弾けた!
2008.01/10 (Thu)
NE▽S東京ドームコンサート1年前のカウントダウンコンサートで復活して以来、同じこの場所でコンサートをするのが彼らの一つの夢だった。だからそれがかなった昨夜、私たち応援団も心の底から喜びを覚えました。あれもこれも思い入れの深い曲ばかりで、それの連続で、一瞬たりとも気を抜く間がありませんでした。彼らの楽曲はÅRASHIなどに比べるとポップではなく短調の調べ、K-Nのワイルさドもなく、∞のお笑いもない。けれど、彼らには魂のこもった歌声、未完の可能性、多様な個性が破裂寸前の様相で備わっているのです。今時珍しい素直な青年のグループでもあり、それが時折垣間見せる子どもっぽいかわいらしさでもあり。歌謡曲バリバリの雰囲気を湛えた歌は、NE▽Sが歌うからこそ現代で通用するのです。歌いこなせる彼らって、本当にすごい、脱帽せざるを得ません。
昨日はコンサート半ばのステージ上で記者会見が入りました。ShigeとTegoの成人の話題も出ました。その後MCもありました。Koyama、Shige、Massuがんばってくれました。それらに費やす時間がちょっとばかし長くて、前半戦でかいた汗が引き寒かったのがたまにキズ。2日めの今日は、さてどんなふうにMCが進められるのかな?
ゲストにMacchiが。これは新曲のプロモーションを兼ねてですね。それを差し引いても、後輩のコンサートにJ事務所Topが参加するなんて前代未聞です。バックダンサーにMÅD・ABC・キスMAIが勢揃いしていたのには仰天、これまたすごいことです。普通は一グループのみ、それにジュニアが加わります。彼らも1曲ずつ歌ってくれて、私たち親子は嬉しかったけれど、全員に受け入れられないのはそれまた仕方のないこと。でも声援はしっかり大きくて、NE▽Sファンの懐の深さがわかりました。
冬休みでも夏休みでもない、普通に学校や会社がある平日。ダブったチケットのさばかれ方に重鈍な動きがあって、果たしてドームが満席になるのかどうか心配したりもしました。開演15分前に会場に到着しましたら、学校帰り仕事帰りのファンが一気に入場口に殺到し大混乱。無理矢理開演時間に間に合うよう滑り込んだという状況でした。ドーム内はもちろん満員御礼、J事務所初の試みは大成功でしたね。それはひとえにNE▽Sの力量の成せる技です。どうよ、すごいでしょ!
だから!こんな離れ業を見事成功させた彼らだから、彼らが切望している再ドームコン、全国ツアー、複数回のツアー、みんなまとめて今年実現させて下さい!!!お祭は何度ブチ挙げられても、しっかりとついて行きますゼ。こんなに楽しい時間と空間、そう他にあるわけではありませんので。非日常、いいえ、これが日常そのものになって欲しいんです。もはや私にとっては日常になっているかもしれないけれど。
さぁ、今日もう一公演。昨日以上に楽しんできます。
ケニアの暴動が沈静化しますように
2008.01/09 (Wed)
大統領選挙の後のケニア、情勢が非常に不安定になっています。部族間の対立による暴動にに発展した地域もあるとか、虐殺のニュースも入ってきています。記憶に生々しいルワンダのよう、一刻も早く沈静化しますように願って止みません。そう強く願うのは、私が資金援助している村があり、手紙や学用品などを送っている男の子がいるからです。どうぞ暴動がその地域に及んでいませんように。彼や家族、そして村の人たちの生活が脅かされていませんように。
長引けば長引くほど事態が深刻化し復興に程遠くなるのは必至です。政府の力で、国連の力で、そしてなにより国民一人一人の冷静な判断で、国の平穏を取り戻してください。
私に出来ることは何かありますか?
NE▽S東京ドームコンサート初日を迎えました
2008.01/09 (Wed)
NEWS 東京ドーム初コンサート今日いよいよ初日です。

娘が朝からコンサートグッズを買いに出かけまして、友達から頼まれた分や私の分もまとめて買ってきてくれました。一足先に大学が決まった娘に友達は遠慮がありません。「当然コンサート行くんでしょ、グッズ買いに並ぶんでしょ」とグッズリストを手渡されたそう、もちろん快く引き受けて買ってきました。
私はコンサートパンフレットとTシャツ、そして6人分のライブフォトですわ。演劇などと一緒、パンフレット購入は恒例です。Tシャツは、それを着てコンサートに参加すると一体感が増しますので欠かせません。ライブフォトは、雑誌の取材など決まった表情ではない彼らが垣間見れるので、これまたコンサート記念としてはうってつけ。うちわを買わないのは、コンサートの間それを持っていることが我慢できそうにないから。うちわは胸の高さまでなんていう決まりごともあったりして落ち着きませんし、ノリノリに興奮して周りの人にバッサバサ風を送っても悪いですし。ペンライトも、腕を振り回して飛ばしてしまいそうで。バスタオルや歯ブラシなんて、買っても絶対に使えない。だからグッズはいつも定番のこれだけ。
あと2時間後には開幕ですね、少しだけドキドキしてきました。楽しみにしていたのが今日実現するのですから、多少の興奮も覚えます。ファンとしては今日は旗日と言ってもいいでしょう。思いっきり大騒ぎしに行ってきます!!!
明日は東京ドームでコンサートだ
2008.01/08 (Tue)
気がついてみますれば、NE▽S東京ドームコンサートは明日ではないの!?ずっと先のことのように感じていましたのに、はぁ、いよいよです。昨日のNakaiくんの新ドラマ対抗ボウリング大会、Koya兄さん活躍しておりました。彼の性格を知っているファンみんなの想像を越える活躍でしたが、飴をむく手は若干震えているし(復活コン初日でも震えが止まらなかったからね)、ボールを投げる直前の顔は緊張で固まっているし、コンサートでお約束したムチャ振りはどこで発揮されたのかもわからず、ストライクを2回も出したミラクルが大事なところで失敗してチャラになるし、カッコよさを狙ったのかボケを狙ったのか甚だ中途半端な出来でした。それがまた彼らしいといえば彼らしくて好感が持てるところなのですけれどね。
さて、東京ドームでは他のメンバーによるKeiちゃんへの激しいツッコミ待っていますぜ、よろしくね。
新しいシングルもアルバムもCDは聞き込みすぎて耳にタコができるほど、準備万端整っています。娘はうちわの文字に若干アレンジを加えたり、ペンライトを機種変したりして、こちらもOK。明日はグッズを買うために早朝から売り場に並ぶ予定らしいです。私もコンサートで着るTシャツやパンフレットやライブフォト(6人分だよ)を頼んであります。お祭は最高に盛り上げなければなりません、それには私たち観客も積極的に楽しむ姿勢で参加しなくては。彼らの初ドームコンサート、必ずや成功してもらいます。そうして、このコンサートを事務所史上初めて平日にぶつけてきたスタッフに彼らの力を見せつけてやるつもり!へん、どんなもんだいっ、てね。
さぁ、みんなで盛り上がりましょうね
NE▽S東京ドームコンサート大成功を目指して!
ファン街道まっしぐら、一気に気持ちは天辺に!
2008.01/07 (Mon)
V6のOkadaくんのファンになった友達の話は以前のブログでしましたね。http://platero.blog17.fc2.com/blog-entry-691.html
お正月明け、初めて彼女に会いました。お年賀の挨拶などを済ませまして、おもむろに彼女が話題にしたのがやはりOkadaくん。なんと年末も年末にV6のファンクラブに入会したんだそうです。
私と娘は思っていましたよ、彼女もファンクラブに入ったらいいのにと。様々な情報も得られますし、なによりもコンサートチケットを手に入れて生のOkadaくんに会うことができるのですから。
そんな心配などいらなかった、彼女の気持ちはその先を突っ走っていたのでした。スゴイッ!
お正月、遠方にあるご主人の実家に一人で行き、精神的に少し病んでいるお義母さんの世話をやいてきた苦労人の彼女。それを支えてくれたのがOkadaくんに対する恋心だったそうです。胸が苦しい、胸をギュッと締め付けられる、考えると眠れなくなる、いつも頭から離れない、今の気持ちを言い表す言葉が湯水のように溢れてきました。それに対して多少後ろめたくもあり恥ずかしくもあり、どう処理していいのか持て余していたようでもありました。
が、そんなことはありません、今の気持ちを大いに大切にすべきです。
結婚以来こんな気持ちになったのは初めてって、それは素晴らしいことです。女性ホルモンが減りかかっている年齢に突入した私たち世代、アイドルによって心も体も若々しく躍動するのがどうしていけないの?別に悪いことをしているわけじゃあないんだから、堂々としていきましょう。一度コンサートに行けばわかるはず、年齢に縛られずにファン街道まっしぐらの人たちがこんなにもいるってことを。
その彼女が私に言うんです「どうしてポワッとした熱い気持ちになれないの?!惚れられないの?!恋する気持ちは言葉じゃ語れないはずなのに、そんなに冷静にアイドルを分析するの?!かわいそうだわぁ!」・・・・・ほっといてくれぃ!!!
ついこの前までJアイドルをバカにしていた彼女がこの変わりようですよ、御見それしました。コンサートの際には私と娘を同行させて下さいませ、うちわ3枚並べてOkadaくんのファンサービスをもらえるよう協力させて頂きますわ。「Okadaくんと目が合う?!そんなことになったら私泣いちゃうかも?!」へ~へ~、そういうアナタも受け止めてあげますからどうぞご心配なく。
息子の年始め麻雀大会
2008.01/07 (Mon)
息子の友達が新年初打ちに我が家にやってきました。麻雀の話です。高校の時の友達二人はいつものメンバー。今回はそれに彼女も参加です。麻雀打てるんだ、と聞きましたら「家族麻雀やっているヤクザな家族でして」それは楽しそうだわね。
一足早くやってきた彼女と息子には、連れ合いの実家から送られてきたタラコでスパゲティーを昼食に。夜はハンバーグのデミグラスソース煮とタラコおにぎり。半日ずっと息子の部屋からは杯をかき回す音と歓声が聞こえてきましたとさ。
あれこれ年賀状
2008.01/05 (Sat)
年賀状で思いがけない知らせが飛び込んでくることがあります。私が会社に勤めていた時に指導してくれた二年先輩の女性、なんと支店長に昇格したそうです。ううっ、これはすごいことです、かの商事会社に女性支店長。隔世の感がありますなぁ。また息子の高校時代、親子でお付き合いしていたKさん。お嬢さんがNE▽Sドームコンを初体験するとか、Jコンサートデビューですって。よく顔を合わせた頃はまだ小学生だったのに、今では高校生になっているのですものねぇ。
サルサを始めて夢中になっているとか、ジョギングを日課にしているとか、暮らしの一端も知らされます。成長した子どもの進学の話は、私たちがそれだけ歳を重ねた証拠。お返事書きたくなる年賀状も数通あって、お正月明けにしたためるつもりです。
寂しい街がそこかしこにある日本にあって
2008.01/04 (Fri)
お正月に一人で出かけた首都圏郊外の街。初めて乗った路線の電車は向き合わせの4人席があって、なんだかちょっと懐かしい。時節柄ほろ酔い加減のおじさんや、バーゲン・福袋の紙袋を抱えた若い女の子、初詣に出かけてきた家族連れ、そんな乗客で車内はなかなかの盛況ぶりです。ターミナル駅を過ぎて、車窓から見える景色が様変わりしました。それまではオフィスビルもありマンションもあり、多くの人が暮らしている街が連なって途切れなかったのです。それが建売住宅でしょうか、似たような作りの個人住宅が並ぶようになり、そのうちそこかしこに空き地が目立つようになり、整備されていない枯れ草の生い茂った土地が広がるようになりました。これが私の田舎なら、山裾ぎりぎりまでの平地に田んぼを、家の周りには畑がこさえられるところ。ターミナル駅では乗客もあったのが、その次の駅からはほとんどなくなりました。
私の降りた駅は、たまたまサッカーの試合があったので下車する人の姿もあり、しかし駅前に出てみれば閑散とした空間が広がるばかり。バス停を探そうにもバスを待つ人もいないのでは尋ねることも出来ません。タクシー乗り場に客待ちタクシーが2台。よほどそれに乗って競技場に行こうかと思いましたが、そこにバスがやってきました。乗り込んで待つこと数分、サッカー観戦のお客さんで席が埋まったのにホッとする私、なんだか寂しすぎて。
バスから見える街は本当に寂しいものでした。商店街があるのだかないのだか、道を歩く人の姿も見かけません。商店であったと思われる店、ファミリーレストランであったと思われる駐車場付きの敷地、どこも閉められてしばらく経った様子でした。
景気が回復傾向にあるって言われています。それはどこの話でしょうか。私の街では、確かに土地が整備されては広い敷地に中層または高層の集合住宅が次々と建てられています。それは都心に近い立地だからでしょう。私のマンションも、今売ると買った時よりも高く売れるのだそうです。
それでも生活に景気のよさは感じません。主婦達は相変わらず安くて新鮮なスーパー情報を交換しますし、自分の物を購入する時は後ろめたくなります。いったい景気がよくなって消費に回せるお金が潤沢になった人たちはどこにいるのでしょうか?
地域格差、これはまさしくありますね、そう思いました。街のメインストリートでさえ、閉店したひなびた店舗が手を付けられずに放置されているのです。日本中こんな街は山ほどありますでしょう。これをあまねく全部繁盛させるなんて、それは無理なことです。もはや私たちの生活は景気と切り離して考える時代に入ったのではないでしょうか。生活の充実感をそれに求めない、一人一人がそう認識すべきだと思います。
首都圏、私の暮らしている街も含めて、こちらの街の構造の方が異常なのですね。日本ではそうではない暮らしをしている街の方が大多数ですから。それを理解して政治は行われるべきですし、私たちも生活を考えるべきです。当然だと思っていたのがそうではなかった、私にとってもなんだか目から鱗、深く考えさせられることとなりました。このところ漠然と考えてきたこと、人が生活する家でも地域でも街でも、もっと空間が十分ある余裕のあるところで暮らせたら。人が密集しているからこそ、自分と周りを遮断してストレスを回避する気になるだと思うのです。密度の薄いところで暮らせば、自ずと人恋しくなるはず。人付き合いの上手じゃない私にもいい影響があるのでは。
郊外に暮らす、庭(きっちり作られていない、雑草も生えるような)を広く取る、広いリビングやダイニングでハツラツと過ごす、こんなものに憧れを持ち始めました。また歳を取ると考えも変わるかもしれませんが、ライフスタイルが変わると大切に思うものの順位も変わるものです。
恩師との再会
2008.01/04 (Fri)
第86回全国高校サッカー選手権、私は初めてサッカー場に足を運び生の試合を見てきました。野球やラグビーに比べると興味が軽減するスポーツ、それがサッカーでした。嫌いではなくむしろ好きなスポーツではありますが、高校野球・高校ラグビーに傾ける情熱が相当なものでして。
準決勝から国立競技場で行なわれるものの、それまでは首都圏に散らばってあるサッカー場に分散しての試合となるのですね。県代表に選ばれても憧れの地国立のピッチに立てないというのは厳しいことです。出場高校の組み合わせを見ていると、我が東京では常連の強豪校と都立高校の名前が。どちらも試合振りが楽しみでワクワクします。ふと目が留まった高校、それは郷里の高校でした。私が学生時代は存在しなかった私立高校、しかし今そこで校長先生をしているのは私の恩師なのです。
物理を教えていた先生が、今や立派な校長先生!なんて若輩者の私の言うことではありませんが。しかし数十年前の恩師はヤル気があるんだかないんだか、穴の開いたヨレヨレの白衣、あごを覆うヒゲ、ヘビースモーカー必須の灰皿代わりのウィスキーの空瓶。このような風体で「キミね、だってね、僕は・・・」なんてダンディーを漂わせながら人を雲にまく冗談ばっかり言っていました。その頃は「校長なんて、僕は嫌だよ、そんなの面倒くさい」って確かおっしゃっていたはず。その先生が校長先生になっているのですから、世の中わからないものです。
この高校が試合をする会場は12月31日が千葉の北。1月2日が千葉の西、東京湾に接する所でした。どちらも我が家からは電車を乗り継いで1時間くらい、見に行けない距離ではありません。行けばきっと応援にいらしているであろう先生にも会えるだろうとの期待もありました。でもなにより一度高校サッカーを会場で応援したかった、スポーツ好きの性分ですのでその願望が強かったのです。主婦の身の上ゆえさすがに大晦日は出掛け辛く断念、この日の試合で負けてしまえば先生と再会するチャンスもなくなるわけです。しかし、私はこのチャンスに賭けてみることにしました。1回戦勝ったら2日は応援に出向くと。
高校サッカーのTV中継は本当にお粗末です。結果速報もリアルタイムではありません。TV中継されていた試合の最後に、他の試合の途中経過が入りました。1-0で勝っている!しかしそれ以降の経過がわかりません。Netでもなかなか情報が更新されません。パソコンの前でドキドキしながら更新キーを叩き続けました。結果2-1で勝利、私は賭けに勝ったのです。
電車を4本乗り継いで(途中終点になったりしたので)着いた駅は、今まで来たことのない町。駅前が閑散としていて「本当にここでいいのだろうか」と不安一杯、バス停を探すと試合のある日だけ運行される臨時バスを発見しました。そこにたった一人ポツンと並んでいましたら、それでも後ろに数人試合を見に行くと思われる人たちがやって来ました。バスの座席が埋まるくらいの人が集まってやっと出発、海風の吹き付ける競技場に横付けされました。しかし競技場の中はその風がさえぎられ思ったほど寒くなかったのは、ちゃんと風を考慮に入れて設計されているのだと思います。
観客席に掲げられている横断幕を頼りに競技場を半周、応援団のところまで行きました。遠めにもなんとなく見覚えのある仕草の男性、もしかしたら、もしかしたらと近づいていくと、やっぱりそれが先生だったのです。私は高校の恩師に23年ぶりに会えました。
先生のそばまで行きピョコンとお辞儀をしますと「お~、お~!」と。私の顔は忘却の彼方に捨てられていなかったよう、幸いなことです。それからは近況や昔のことやサッカーの試合の解説など、二人で並んで観戦しました。試合に出ることの出来なかった部員や吹奏楽部、新体操部のチアリーダー達が手馴れた様子で上手に応援する姿も楽しませてもらいました。
試合はもう本当にドキドキハラハラのしっぱなし、部外者の私でもそんな状態ですからバスを仕立ててやって着た応援団の皆さんは本当に大変だったことでしょう。しかし、PK6人めでの勝利に、選手はもちろん観客席もものすごい騒ぎとなりました。狂喜乱舞、誰はばかることなく「バンザ~イ!やった~!」声を限りに叫び続けました。実際声がかれました・・・。
我に返ると先生が見当たりません。そうだよね、後片付けや今後の打ち合わせなどあるから飛び回っているんだわ、と出口に移動して待つことしばし。先生は「ここに居たのか、一緒に帰ろうと思って探したぞ」と傍らに女性を伴って現れました。
先生再婚なさっていたのです。
私たちが卒業した後、先生が奥様を亡くされたことは聞いていました。しかし残された小学校高学年の男の子の子育てもあったのか再婚もせずに。それが上級の教職になり、教育委員会に移動し、引越しをし。もしかして生活に変化があったのではという予感がありました。当たっていたんですね、やっぱり。
奥様は朗らかでおっとりした、しかしハキハキした感じのいい方でした。先生「僕はお酒とカラオケと女性が苦手で」とおっしゃいますが、なんのなんの。素敵な女性を射止めましたね、もう結婚されて15年になるそうです。先生おめでとう。
帰りの電車でもいろいろ話しながら帰ってきましたが、二人で年末からずっと都心のホテルで過ごしているとか。応援団は連日バスで行ったり着たりですが(それは大変、朝4時出発ですって!)年末年始のホテル暮らしも大変でしょう。先生も今年よわい70歳になるとのことですから。「明日も応援に来てよ」と誘って頂きましたが、さすがに主婦が正月そうそう何度も出かけるわけにも参りません。そのせいではないでしょうけれど、次の試合で残念ながら敗退してしまいました。それでも堂々のベスト16、その勲章つけて胸張って帰って欲しいものです。
先生に会えたのが本当に嬉しくて嬉しくて。その上奥様とお知り合いになれたのもまた嬉しくて嬉しくて。こんな素敵な方がそばにいてくれてしばしば交友のチャンスがあったなら楽しいだろうなぁと心から思いました。いつも優しい感情を胸に湛えているのがにじみ出ているようなお人柄、私は絶対になれませんのでとても憧れます。それが残念でなりません。あ、もちろん先生ともしばしば会いたいですよ~、だからひがまないでね。
思い切って見知らぬ遠方の町まで出かけていってよかった、私の思い切りのいい行動力も時にはいい方に働くようです。出かけなければ再会できなかったのですから。後2年は校長の座にいらっしゃるとのこと、またサッカー部につれてきてもらってください。そしてお会いしましょうね、先生。
