Der durchsichtige cumulonimbus verhängt
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エントリー目次
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- 宮島探訪記 [2009. 03/31]
- 広島ごはん [2009. 03/31]
- 広島の路面電車は快適です [2009. 03/31]
- 原爆ドームと平和記念資料館 [2009. 03/31]
- 安さ爆発YシャツとTシャツ [2009. 03/27]
- 卒業おめでとう [2009. 03/26]
- 国立競技場の感動再び [2009. 03/25]
- コヤマPのセリフ&コール付き『コイノエービーオー』 [2009. 03/25]
- ライトの当たる場所に上るのもこれが最後 [2009. 03/23]
- 舞台に登る者の気概と親心の狭間 [2009. 03/21]
- 連日のリハもあと少し [2009. 03/17]
- ホワイトデーにはチーズケーキで [2009. 03/15]
- 女性作家が集まる偏屈な本棚 [2009. 03/13]
- 可笑しくて奇想な建築百連発! [2009. 03/13]
- 偏屈な本棚、X橋はどこにでもある! [2009. 03/13]
- 息子の買い物と、私の友達の展覧会 [2009. 03/13]
- この春、広島を旅します [2009. 03/09]
- 子育ていっちょ上がり!の卒業式招待状 [2009. 03/09]
- 祝、デビュー10周年最初のCD発売 [2009. 03/05]
- DRUMLINE LIVE 宣伝活動中 [2009. 03/02]
- 町内での撮影会に?! [2009. 03/02]
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宮島探訪記
2009.03/31 (Tue)
広島を訪問したからにははずせない観光地、それが宮島。宮島といっても一等のお目当ては『厳島神社』、ここを訪れないわけにはいきません。私にとっては尾道や呉なども心そそられる町なのですが、そうはいっても2泊3日の短縮日程、家族全員が楽しめる観光地を優先させました。
宮島口から船に乗ってもすぐの距離に宮島はあります。正確に位置関係がわかっていたわけではなかったので、島が近づくにつれすぐに朱の鳥居が見えてきて驚きました。こうも簡単に厳島神社が臨めるとは、見る間に神社が大きくなってきます。潮が満ちた厳島神社は本当に海に浮いているよう、私たちを迎え入れるように建てられていました。

神社の上には五重塔も鮮やかに見えます。宮島には本当に朱の色がよく似合います。島にはシカがいるのですね、でも奈良のシカのように餌付けされているようではありませんでした。生まれた時から人間と暮らしているシカですから、まるで人のようにゆったりと歩きまわっていました。本当ならいの一番に厳島神社に行くところ、そこは後回しにしても十分見学できるだろうと判断し、ガイドブックや観光案内に載っていたロープウェーで弥山に登ることにしました。ええ、それはもう気軽に。だってそうでしょ、ロープウェーがあるのだからちゃんと山頂に運んでくれると思うじゃない、ところがそうじゃなかった・・・。

厳島神社から山の方へ向かうと観光客の姿はすぐにまばらになります。それもそのはず、勾配のきつい山道は砂が滑りやすく、結構な道のりがあるのです。乗り場への道を間違えたかと思うほど歩いて行く途中には紅葉谷公演があります。ちょうど桜が咲いていて、山肌を流れ落ちる川面を彩っています。なんて日本の春は美しいんでしょう。

ロープウェーは途中で乗り換えます。乗り換え?そうなんです、結構険しい山で直通では山頂に行けません。ロープウェーから見下ろす山は松の木が多いのですが、それが悲しいかなたくさん枯れていました。これは災害でもあったのでしょうか、それとも松くい虫か、はたまた温暖化の影響か。いづれにしても憂慮する事態です。島の植生を考えると松を再生させるのが望ましいのですが、見た限り低木に松が育っている様子はありませんでした。ロープウェーの終着駅が獅子岩、やれやれここが頂上だ、と思うのが普通です。ところが弥山の頂上はここではなく、道案内の矢印が続いています。1800円もかけて切符を買ったのですもの、ここまで来て山頂に立たねばなんとしょう、ひるまず出発しましたが、次期にそれは誤りだったと悟りました。細い山道を滑り降りるように下ることしばし、幼い子供を抱いたまま、ハイヒールを履いたまま、下れる道ではありません。山から下山する人とすれ違いましたが、登山靴にリュックサックのハイカー姿、これは大変な登山になると覚悟をしました。現に足腰に不安があるお年寄り、子供連れ、町着の若者は途中で引き返していました。決して山を侮っていたのではありません、弥山がこんなに険しい山だという情報が全く無かったのです。ガイドブックにも港でもらった観光案内にも、正確な情報をもっと周知しないとこれでは事故が起きかねません。下っていた山道はやがてすごい傾斜の登りになり、膝を胸にくっつけるように引き上げて登らなくてはならなくなりました。数百メートル、息切れしても誰も助けてくれるわけもなく、がむしゃらに山頂目指して足を動かさねばなりませんでした。日頃動悸息切れがひどい私、運動不足の連れ合い、山登りなどに微塵も興味のない子供たち、弥山本堂でほんのちょっと一休みして、ついに弥山展望台にたどり着きました。

あたりは見渡すかぎり瀬戸内海です。遠くに四国の山並みも見えます。登山の疲労も心地よく感じられ、存分に眺望を楽しみました。ちょっとの間だけ下山する山道を忘れることができましたし。

宮島に観光に来てもやはりここまで登ってくる人はわずかのようです。山頂は巨石があらわになった狭い空間ですが、ロープウェーで同乗した人たちの顔ぶれさえ見当たりません。かわりにハイカーのグループが多く見受けられました。自然に恵まれていて、町から近場にある山として人気があるのかもしれません。一度経験した山道でしたので、下山は思ったより楽でした。巨石をくぐる場所では、背の高い娘が頭を天井の石にぶつけて転ぶおまけつきでしたが、それでもケガなく家族で下山できました。私たちって案外健脚かも、自信も付きましたよ。

漸く訪れた厳島神社は、朝は潮が満ちていましたのに、午後にはすっかり潮が引いていました。こんなに干満の差があるとは、話には聞いていましたがやはり驚きました。これはこれでいい経験だと、鳥居のあるところまで海底だったところを歩いていきました。自然の営みを利用しての建築、先達の発想には感服してしまいます。そうして戻ってきた大願寺、そこに私が探していたものを発見しました。宮島はやはり厳島神社です。しかし私にはもう一つどうしてもどうしても見たいものがありました。NHKの特集番組で昭和の名工といわれる仏師が不動明王を彫ったと、そしてこれはこの島の寺に納められていると知りました。それはTVで見ても立派な仏像で、しかし寺の名前を忘れた私はそれが大聖院にあると思っていたのです。ところがさに在らず、くまなく歩きまわりましたが見つけることができませんでした。この島にあると思ったの勘違いだったのか、不動明王の記述は観光案内にもありませんし。だから神社脇に『不動明王』道標を見た時は文字通り小躍りしました。

立派なお顔、立派な座像、後ろの火炎も見事です。今後年月を経るほどに凄味が増してくることでしょう。宮島の地に在る、世界の平和を願う気持ちを受け止めてくれる不動明王永遠なれと祈りました。

宮島、一日中歩き回っても飽きない観光地です。厳島神社はもちろんですが、少し山の方に入ると自然も楽しめます。小道は昔の佇まいを留めています。揚げもみじ饅頭は美味しいですし、土産物店を冷やかすのも楽しいかもしれません。5時間以上歩きまわりましたが、それだけ見どころのある島でした。一生に一度の訪問になるやも知れず、だからこそこれ以上ないくらい堪能しました。
余談ですが、Netで弥山登山の注意書きを見つけました。これをガイドブックや観光案内に是非とも記載して欲しい、観光業者のみなさんお願いします。
【 注意 】
宮島の山は、海抜0mからの登山です。低い山だからと甘く見ないで下さい。
山は、急峻で毎年のように山に迷う登山者が出て捜索されています。
安全な登山コ-スでお楽しみ下さい。
歩きやすい服装と靴で登山して下さい。
ただし、秋や冬は防寒の準備もして下さい。
案内地図を参考に安全な道を行って下さい。
ただし、道に迷うこともありますので、コンパスと地図(国土地理院発行)を携帯するようにしましょう。
水分補給をしながら登山を楽しんで下さい。
毒虫(スズメバチ等)・毒蛇(マムシ)にも気をつけて下さい。
ゴミは各自で必ずお持ち帰り下さい。
植物の採取・持ち込みは厳禁です。
登山の時間には、個人差がありますので目安として記入しています。
無理のない行程を組んで下さい。
広島ごはん
2009.03/31 (Tue)
広島で食べたごはん。雑草庵
http://www.zassouan.com/index.shtml
和食を頂きたくて選んだのがここ、瀬戸内海の新鮮な魚介が素晴らしいおいしさです。5250円のコースで予約しましたが、カキの殻焼き・イサキの煮付け・刺身盛り合わせ・じゃがいもだんご・天ぷら・あなごの白焼き・エビのから揚げ・小イワシなどの天ぷら・タコの酢の物・鯛そうめん・・・後は忘れた(笑)もうお腹がくちくなってからも食べ続けたけれど、あんまりおいしかったからカシスオレンジを2杯も飲んでしまいました。
Dish SAKAIMACHI
http://www.office-dish.com/
お店の雰囲気が素敵で選んだお店。民家を改築したのだと思うけれど、いたく家庭的な調度品。居心地のよい雰囲気でお料理も気取らないもの。自家製のパンを娘が気に入って3度もおかわりしたうえオリーブオイルもたっぷりと。広島の街の情報も教えてもらい、遠方からやってきた客と知るとドレッシングをお土産にくれました。隠れ家的なたたずまいを好む洒落たお客さんで賑わっていました。
広島お好み物語 駅前ひろば たむちゃん
http://ekimae-hiroba.jp/
広島に来たからには一度は食べたい広島風お好み焼き。最終日の帰京直前漸く願いがかないました。駅前にあるビルの6Fフロアはお好み焼き屋だらけ、どこに座ってよいのやら、どの店も景気よく声をかけてくれます。フロアを一周して最初の店に座ったのはお店の違いが全くわからなかったから、きっとどこでもおいしいことでしょう。広島に来たのだからと『広島スペシャル焼き』を4人で焼いてもらって堪能しました。キャベツたっぷり、麺たっぷり、プリンとした牡蠣とホタテたっぷり、ネギたっぷり、温泉卵トッピングのおまけ付き。とってもおいしかった、広島に来たという実感がわきました。
広島の路面電車は快適です
2009.03/31 (Tue)
広島旅行の楽しみに路面電車に乗ることもありました。広電と呼ばれているようですね、市内を移動するのにとても使いよく出来ていました。一律150円の運賃、駅からHotelまで乗ったのが最初で、その後食事に出かけるのも観光に出かけるのも利用させてもらいました。しかし同じ路線をバスも走っているのです。これで採算はどうなっているのでしょうか。広電を利用するのは市民はもちろんですが観光客も多いようでした。現に運転手に行き先を訪ねる人も度々見かけましたが、その都度丁寧に受け答えがなされ、見ていて気持ちがよくなりました。観光都市としての自覚あり、そう見受けました。そして驚かされたのは広い道路に路上駐車1台見当たらなかったことです。トラックなどの輸送車でさえ。いったい全体どこに車を駐車して品物を納入しているのでしょう?タクシーに乗った時に不思議に思って尋ねましたら「へぇ、他の町は路上駐車があるんですか?だってあっという間に駐金取られるでしょ、怖くて止められませんよ。そのかわりね、広島の車は赤信号になってからも2~3台止まりませんからね、おっかないですよ」ですって。そうよね、駐車違反しちゃいけないんだものね。そうそう、青信号になって横断歩道を渡ろうとすると車が目の前を横切ってビックリさせられたこともしばしば、その町々で交通の癖があるってことなんでしょうか。
原爆ドームと平和記念資料館
2009.03/31 (Tue)
広島旅行、しかも驚くなかれ家族旅行をしてきました。家族旅行、いやはやいつからしていないのか定かではありません。息子が小学校の3~4年生の頃だから、十年以上前に浜名湖に出かけたのが最後だと思います。そうそう、連れ合いが前の会社に勤めていて、その保養所を利用したのだから間違いありません。その後は息子が中学受験、続いて娘が中学受験、経済的にも子供たちの教育費第一にしてきましたし、子供と親のスケジュールが揃うこともなくなりましたし。旅行を拒否する諸条件が並び、私たち家族は家族旅行を止めたのでした。
しかし、息子が社会人になるこの春、この時期を逃すともうチャンスはないだろうという切迫した状況に、最後になるやもしれない家族旅行を決行したのでした。行き先は迷うことなく広島。親として子育ての仕上げに原爆ドームを見せるとは、子供を持った時からの私の揺るぎない決意でした。何かを学ばせようとか、教訓を垂れようとか、そんな気持ちはさらさらありません。ただ親の責任としてそうすべきだと思っただけです。子供らがそれを見て何を思うかには興味がありません。しかし心に何かを植え付けるであろうという確信があり、そのように育てたという自負があります。
3月末の広島は桜が咲き始めていましたが、日本列島全体的に寒の戻りで冷え込みました。旅行社のパックで予約が取れたHotelは幸運にも原爆ドームの近く、歩いて出かけることができました。

元安川沿いに歩いて行くと、どんどん原爆ドームが近づいていきます。それに伴って気持ちの方がどんどん重苦しくなってもきます。それはもうどうしようもありません、63年前にこの町は一瞬にして破壊し尽くされたその事実、それを思わないわけにはいきませんから。よくぞ残った、そう言って壁を撫でてあげたい気持ちになりました。この建物の残骸は原爆の惨劇を見知っているのです。亡くなった人々の魂の重さを背負ってそびえたっているような原爆ドーム、平和のシンボルとしてもこの姿を保存しなくてはなりません。

原爆の子の像は平和記念公園の中にあります。平和記念公園、私たちが想像していたのと違い市民の憩いの公園として利用されていました。観光客として訪れた者には原爆の悲惨さを思い起こす地であり平和を誓う地であるけれど、公園の雰囲気はうんと開放的でした。原爆性白血病で亡くなった佐々木禎子さんの話は子供たちもよく知っています。落とさなくてよい命が、原爆のせい、いや戦争のせいでたくさん消えてゆきました。このようなことは繰り返すまじと恒久平和を誓わずにはいられません。

毎年夏に慰霊祭が行われるので日本人にとっては馴染みのある慰霊碑です。ここで暫し手を合わせ鎮魂の思いを深くします。過ちは繰り返しませんから、その通りにせねばなりません。目下海の向こうの隣国とのっぴきならない状況になっていますが、たとえ向こうがどんな国であっても戦争をしてよい理由は見当たりません。粘り強く我慢強く堪えに堪えて打開策を見つけ出さねばなりません。どうかミサイルによる被害が出ませんように、今は祈るのみです。

広島には多くの外国人観光客も訪れていました。東京駅から同じ新幹線でやってきた外国人の一団とは、平和記念公園でもまた一緒になりました。英語、ドイツ語、韓国語、中国語etc.様々な言語が飛び交っていました。世界中から広島を訪れてくれている、うれしいことです。また平和記念資料館には修学旅行生や若者のグループ・カップルがたくさんいました。しかも皆時間をかけながら展示を食い入るように見学していました。このような姿を見ると未来は捨てたものでもないと思います。平和は当たり前のようにそこにあるものではない、そのことを実感しただけでも素晴らしいことです。この町が受けた被害がこの世のものとは思えないほど悲惨であっただけに思いは怒涛のように波打ちます。記念資料館を埋めるほどの見学者が、たとえどのような形でも今後自ら発信者になってくれることを望みます。
安さ爆発YシャツとTシャツ
2009.03/27 (Fri)
息子が社会人になるにあたって、もうすでに靴やスーツは揃えたし、カバンやネクタイは今まで使用しているもので間に合うし。と、気を緩めていたらYシャツを忘れていました。加えてアンダーシャツもね。アンダーシャツはユニク□の速乾で綿&ポリエステル混紡がBest、綿100%だと首が伸びやすいし乾くのが遅いので敬遠したいところです。ところが最近のアンダーシャツはU首が多くて、V首はあっても綿100%のみ、ユニク□さん作って下さいよ~!諦めきれずに探して探して、2枚1パックをたった一つ発見。一つあるのならもっと在庫があるかもと店員さんに食い下がりました。店内裏も表も探し回ること10分、幸運にももう一つ見つけてくれました。サンキューです。取りあえず4枚あれば足りるでしょう。
お隣のイト―ヨ―カド―でYシャツを探していたら、時期なんですね、1階の催事場にYシャツやネクタイのコーナーがド~ンと設けられていました。おまけに安い!形状安定のノーアイロンシャツを所望、連れ合いのようにクリーニング店で洗濯してもらう気はさらさらありません。洗濯機でガラガラ洗ってパンパン干して済ませたい、社会人一年生はそれで十分です。二枚で4000円にもならず、その上WBC優勝セールで800円キャッシュバック、思いがけない安さでラッキーでした。
いいものを安く、これは主婦の基本の基、ユニク□では760円に値下げされたTシャツ(形違い)を2枚買いました。どちらも私の定番、黒。一年を通してべビロテで着るワードロープですから、割引時に買い込むのが常です。定価の1000円で買うことはほとんどありませんね。ええ、年がら年中黒いTシャツを着ているのはさすがにどうかと思いますよ、私も。しかしねぇ、体の表面に緩みを感じるようになってから、薄い色を着るとだらしなく思えてダメなんです。自分が好きなものしか着ない、納得できないものは着ない、徹底しています。頑固な自分も肯定しちゃうのでした。
卒業おめでとう
2009.03/26 (Thu)
春、桜のつぼみがほころぶ季節になると、武道館は連日卒業式・入学式が続きます。都心の大学は式典を敢行するのに武道館を使うところが多いのです。毎年数千人の学生の参加で、そもそも自前の講堂では全員収容するのが困難、たとえ学部ごとに行っても参加する保護者も加えるとなかなか難しいものがあります。そんな理由で武道館では一昨日娘の大学の卒業式があったようですが、今日はいよいよ息子の卒業式が行われました。女学生はほとんどが袴姿、今風のフワッと盛り上げたヘアスタイルに花飾りをつけ、色とりどりの振り袖に色とりどりの袴で式典を彩っています。片や男子学生はスーツが一般的、羽織袴は数名でした。
息子は仲良くしているお嬢さんと一緒に式典参加、地元からお母様も参列されるというので、私は初めてお目にかかることとなりました。息子が何度かお邪魔していることもあって一度きちんとご挨拶しておきたいと思っていたところ、願ったりかなったりの機会です。着付けパック会場となっているホテルで待ち合わせし一通りの挨拶を済ませて武道館まで歩く道すがら、すぐにお母様と打ち解け楽しく式に参列させてもらいました。その後蕎麦屋で昼食を共にし、子供たちと大学まで歩いてから母親だけで喫茶店でおしゃべり、学位授与される待ち時間もこれまた楽しく過ごしました。根っからの気さくな御性格、話も弾んで都合5時間も一緒に過ごしたことになります。
よくよく考えてみれば、お付き合いしている二人とその母親のグループ、卒業式には不似合いな光景ですよね。他には見かけなかったような気がします。今後のことを考えると、上手くいくかどうか分からない関係でもありあまり深く親しくなるのも憚られましたが、そこは年輪を重ねた母親同士、この一期一会を楽しませてもらったというわけです。将来のことを私が考えても仕方ありませんのでね、そこは息子の気持ちにお任せです。うまくいくもいかないも双方の相性次第、遠距離恋愛を実らせる根性があるかどうかにかかっています。
息子よ、卒業本当におめでとう、これで晴れてあなたも一人前です。4月1日入社式を迎えれば、ほんまもんの社会人。これからは年を重ねる母親を精々労わって下さいましな。ま、少しずつでいいですからね。
国立競技場の感動再び
2009.03/25 (Wed)
昨日フラゲ日、国立の感動よ、もう一度!
ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO
2009.03.25 Release
競技場は大きいね、野外だね、夜景がきれいで空がきれいで、これが東京のど真ん中とは、シチュエーションだけでも感動、彼らのパフォーマンスも最高!ですがあえて難点を挙げれば、地を揺るがすような歓声の轟きが大きすぎる、メンバーが会場に散らばる時間が多いのでグループとしての魅力が薄れてしまっている、チーム男子はチームであるから最高のパフォーマンスを発揮できるのです。夜空の下、8万人の観客、歴史を感じる国立競技場という場所、それらから得る感動は何物にも代えがたいですけれど、反面J事務所得意のグループとしての場面は限られてしまいます。しかたのないことですけれど。
それでもあの時あの場所にいた自分を思い出し、感じたこと受け取ったこと、様々な感覚がよみがえってきました。それにしても自然の効果とは素晴らしい、野外会場の開放感あふれる空気、暮れていく空、どこまでも響いていきそうな歌声と歓声。凝ったライティングや大がかりな舞台装置でも及ばない天然至上の効果がありました。これから何度もDVD観賞してÅRASHIコンサートの感動を再び味わいたいと思います。
コヤマPのセリフ&コール付き『コイノエービーオー』
2009.03/25 (Wed)
NE▽SのシングルCD発売が決まりましたね~。今回もzoppさんにお世話になりっぱなし、NE▽S御用達の彼による作詞はコメディータッチで楽しいのが魅力です。恋のABO 2009.04.29 Release
【初回生産限定盤】
[CD]
01 恋のABO
作詞:zopp
作曲:adult education
編曲:鈴木雅也
コーラスアレンジ:高橋哲也
作 セリフ&コール:コヤマP
02 ラビリンス
作詞:zopp
作曲:藤末樹
編曲:鈴木雅也
03 恋のABO(オリジナル・カラオケ)
[DVD]
NEWS WINTER PARTY DIAMOND in TOKYO DOME 2008.12.31
Happy Birthday / weeeek / ガンガンガンバッテ /
裸足のシンデレラボーイ / SUMMER TIME / MC
※2CDケース / 12Pブックレット
※03 恋のABO(オリジナル・カラオケ)初回生産限定盤のみ収録
\ 1,600(tax in)
【通常盤】
[CD]
01 恋のABO
作詞:zopp
作曲:adult education
編曲:鈴木雅也
コーラスアレンジ:高橋哲也
作 セリフ&コール:コヤマP
02 ラビリンス
作詞:zopp
作曲:藤末樹
編曲:鈴木雅也
03 OPEN YOUR EYES
作詞:RYOKa
作曲・編曲:Shusui, Fredrik Hult
コーラスアレンジ:岩田雅之
04 Share (Live at TOKYO DOME)
作詞・作曲:NEWS
編曲:mugen
※マキシⅡケース仕様 / 3面6Pジャケット
※03 OPEN YOUR EYES、04 Share 通常盤のみ収録
\ 1,000(tax in)
CMで一足先にオンエアされていますが、Popな感じ、その上セリフ&コールがコヤマP、今からコンサートが楽しみです。って、コンサートの予定は当分ないと思うけれどね。常々思っていました、NE▽Sはコンサートで一緒に盛り上がる曲が少ないと。そこがÅRASHIと違うところで、一緒にコンサートを作り上げているという一体感に欠けていました。だから元気のいい曲は大歓迎、バラード系の聴かせる曲ももちろんいいけれど大騒ぎ出来る曲ももっともっとレパートリーに入れて欲しいと思います。
ライトの当たる場所に上るのもこれが最後
2009.03/23 (Mon)
怒涛の舞台が終わりました。それは十数年続けてきた娘と私の最後の舞台でもありました。今月に入って娘が足首を捻挫をし、それがよくなってきたとほっとしていたのもつかの間、2日前に今度は首と肩がこわばって全く動かせなくなりました。昨日のゲネではGrandPasDeChatでまた足をひねるおまけも付き、いったい踊れるんだろうかとハラハラの舞台でした。どこもかしこも痛みがあるものの、そこは音楽がかかってライトの当たる舞台に登れば、上がらない腕も上がり蹴れない足でも跳べるのです。
当方もなんとか故障を悪化させないよう細心の注意を払って本番に臨みましたが、なんてことでしょう、踊っている最中に古傷の足の甲を再びグギッと。本番とはこうしたものです。なにかしらトラブル発生で、でもそれでもなんとか支障のないよう踊りきる、いつもいつもこれの繰り返しで最後まで来てしまいました。そう、私も最後の舞台と決めています。体のコンディションを整えるのが困難でもあり、当たり前の踊りでもケガの連続、不安を抱えながら本番まで気の休まる時がありません。だから、もうお終いにします。
娘はこれを限りに習うことも止めます。半年後の留学準備とは名目、もうやるべきことは全部やりきった満足感と、学業やサークル活動が忙しくて中途半端な練習しかできないのでは止めた方がましという考え方、踊りに臨む気持が強かった分終わり方もきっぱりとけじめをつけられた様子です。私も賛成、彼女の決断ですから何もいうことはありません。困難な練習をやりきった感動や舞台の興奮も味わいましたが、けがによる挫折や技術不足による葛藤、様々な経験を全部し尽くしたのですもの。今まで学校で部活動をしてこなかったので、最後の学生生活、大学のサークルで仲間と踊る喜びを満喫して欲しいと思います。
私はこれからも踊ることは続けます。健康の為に、という程度で。舞台に登れるレベルに自分はもはやいないと判断しましたので、これからは体を動かすことを楽しみます。もう、いいですね、これだけやったのですから。最後の舞台は踊りより演技が重要な役でした。ちなみに演目はCinderella.、娘はFairy、私はStepmother。おどけて笑いを取る、これはこれで大変楽しくやれました。ふふふっ。
舞台に登る者の気概と親心の狭間
2009.03/21 (Sat)
今日は前日ゲネ、明日舞台本番。昨日いきなり娘の肩と首がこわばって全く動かせない状態に驚愕したけれど、治る治らないにかかわらず明日の舞台は務めねばならず。覚悟をきめて臨ませるより仕方ない。おかげでこちらも精神的にきつくなったけれど、そもそも無理に無理を重ねての状態だったので想定範囲内。最後まで細心の注意を払って故障なく舞台に上がるのみ。
連日のリハもあと少し
2009.03/17 (Tue)
先日見た舞台で踊っていたプロのダンサー(白鳥のパドドロワは端正で気品がありました)と一緒にリハをやる、やはりこれはテンションが上がります。連日のリハで肉体的にも精神的にも疲労はピークですが、素敵な踊りで私たちを魅了したダンサーが目の前にいるんですもの、気持もビシッと引きしまろうというものです。年齢も20歳代前半、そう今回の4人のダンサーはとても若いので(最年少は20歳前!)、全体を覆う空気が華やかです。子供たちにとっても幸せなことでしょう。ワタクシにとっても?ははぁ、残念ながら息子と同じ世代なので成長を期待するほうに傾向してしまっていますが。さてさて、もう少しです、日曜までケガをせずに役を務めることに集中していきます。
ホワイトデーにはチーズケーキで
2009.03/15 (Sun)
ホワイトデーですからね、これはもう世間の通例に倣って私もお返しをしたいと考えました。習い事には年若い女の子たちがたくさんおりまして(そもそも年寄りが主役の習いごとじゃないんだから)、彼女たちが手作りのチョコ菓子などをくれるわけです、かわいいなぁ。だからこちらも手作りせねばと、簡単で見栄えのするチーズケーキで決まりでしょう。大急ぎで材料を調達しましたので、大粒のイチゴでトッピングと相成りました。それが少々残念な出来上がりですが、子供達は喜んで食べてくれました。これで私もしっかりと年長者(ほとんど彼女らの保護者、母親代わりですが)の責任を果たしました。
女性作家が集まる偏屈な本棚
2009.03/13 (Fri)
こういうこともあるものです。最近出版された女性作家の本を次々と図書館に予約または購入依頼していたのが、一気に本の順番が回ってきたものだからたまりません。と、本の山を目にしてため息をついている時間はほんの僅かでした。それぞれの本が至極読みやすいせいもあって、これらはわずか2日間ほどで読んでしまいました。そして、いけないことと知っていますが、返却期限まで10日ほど猶予があるので本好きの友達に回しました。ストーリーがあるのは1冊のみ。後はエッセーだったり体験談だったりですので内容が軽やかなのです。しかもコミカルで笑えるのですから、本当に肩の凝らない本ばかりです。女性作家、しかも年齢の若くない作家さんが活躍してくれるのはうれしいことです。人生の酸いも甘いも経験した人の文章は含蓄があるけれどしかめっ面しないで読み進められます。嬉し恥ずかし体験記、楽しいね!岸本葉子 『自問自答』

自問自答 (2008/12) 岸本 葉子 商品詳細を見る |
岸本さんの日常を描いたエッセーは何冊も出版されていまして、その時々に彼女が関心を持っている事柄など読者はよく知っています。彼女が訴えているこの世代特有の肉体や精神の衰え、それらを嘆きつつもさりとてそんな日常を否定もせずに素直に書かれている姿勢に好感を抱いています。多少のもの忘れ、多少の勘違い、多少のこだわり、、多少の諦め、そうそうあるある!と頷きながらよむことができます。これもいつものようにこの世代の女性の精神安定剤のような一冊です。
平安寿子 『幸せになっちゃ、おしまい』

幸せになっちゃ、おしまい (2009/01/22) 平 安寿子 商品詳細を見る |
これまた私よりちょっと年上の女性の本であるだけに、「いつもお世話になっております、先輩!」とページを開きました。「くうねるところすむところ」なんていう痛快な本もあるけれど、これは「あなたがパラダイス」ファンに喜ばれる一冊ではないでしょうか。ご自分のお仕事などのエピソードあり、好きな舞台鑑賞のエピソードあり、女性特有の問題のエピソードあり、とうわけで、これまた50歳ほどの女性に喜ばれる本だと思います。この世代の女性が自らの体験や趣味や日常を語った本が、こんなにもたくさん出版されるというのは、それだけ売れるということなのでしょうか。今までこれらのことについて本になっていなかったともいえるのかもしれません。一般評価として虐げられてきた(?)この世代の女性たちが、実は世間で考えられているよりも楽しく日常を送っている、生きていることそのものを肯定しているという主張かも?人生賛歌、それは命尽きるまで、結局永遠なのです。
群ようこ 『こんな感じ』

こんな感じ (2009/02) 群 ようこ 商品詳細を見る |
ミユキ、マキコ、ヒロコ。50歳くらいの三人のシングル女性が、つかず離れず上手に生活している様子がコミカルに描かれています。更年期などもしっかり登場、猫も登場、でもただそれだけ、それだけでこの小説は成り立っている、本当に大事件なんて一切ございません。しかし面白い、そう思うのは登場する三人の年齢と私が近いからでしょうか。(男性や若い女性はどうなんでしょう、聞いてみたい)こんな感じ、で生きていくのもいいよね。
井原万見子 『すごい本屋!』

すごい本屋! (2008/12/19) 井原 万見子 商品詳細を見る |
紀伊半島の真ん中の村にある小さな本屋の話です。そんな場所にある本屋が、ちゃんと営業していけるのか?そういう疑問を持った本好きのあなた、どうぞ一読してみて下さい。あっ、書店経営の指南書ではありませんが(笑)。こういう本屋があるって素敵なことです。本が好きな私はそう思います。子供の頃、書店で好きな本に巡り合った時の感動を覚えている者として、日本中の本屋が元気でいてくれることを望みます。
田丸公美子 『シモネッタのドラゴン姥桜』

シモネッタのドラゴン姥桜 (2009/01) 田丸 公美子 商品詳細を見る |
一般的にはイヤミかも、放任で育てた一人息子が、開成→東大→司法試験一発合格ときたもんだ。ところが書いている母親も破天荒の息子も揃って開けっ広げな性格、同じように男の子を育てた身には同調するところも多々あって、面白く読ませてもらいました。得に思春期をむかえる前、小学校までにしつけの基礎工事を済ませておくということには大賛成。それ以降は確かに聞く耳持ちません。そして子どもに合った中学を選び子ども自身が行きたくなるよう仕向ける、これまた然り。我が子の場合はこちらから選ぶ学力に欠けましたけれど(笑)抑止力のある学校、親にとってはこれほどありがたいものはないと恥ずかしながら私も身に染みております(爆)
可笑しくて奇想な建築百連発!
2009.03/13 (Fri)
『可笑しな家』
可笑しな家 世界中の奇妙な家・ふしぎな家 60軒 (2008/07/01) 黒崎敏&ビーチテラス 商品詳細を見る |
表紙の巨石を利用した家の写真を新聞で見たのがきっかけで、この家のことをもっと知りたいと本を探して借りてみました。私の場合、興味を持ったものは次の段階として本から知識を得る、これが原則です。ほら、現にちゃんと本があるんですよ。Net社会なんて言葉がありますが、私はあくまでアナログ信者なので、奥深い知識・情報は本や新聞など活字として印刷されたものを信望しています。遊びの家、情熱の家、自然の家、狂気の家、生活することのみを求めた住居ならこんな様々な形態の家は建たなかったでしょう。建てた人の頭の中を覗かせてもらっている気持ちになります。
『奇想遺産』

奇想遺産―世界のふしぎ建築物語 (2007/09/25) 鈴木 博之/藤森 照信/隈 研吾/松葉 一清/山盛 英司 商品詳細を見る |
新聞で巨石の家を見つけたのは、このシリーズ。編集されて本が出版されていました。自ら主張する、ありとあらゆる建築物が世界中にあるものです。周りの景観と馴染んで街の風景の一角を担っている建築物もあるんだけれど、古い建物ほど使われている建材が現地で採取される天然素材が多いから、いっそう風景として違和感がない感じがします。しかもそれ以後建てられる周りの建物も、それを意識しているのか影響を受けているのか、一体感が出来上がるようです。それにしても、建物につぎ込む人間の情熱がこれほどとは!
『奇想遺産Ⅱ』

奇想遺産〈2〉世界のとんでも建築物語 (2008/10) 鈴木 博之隈 研吾 商品詳細を見る |
建築物に対する人間の発想は無限なのでしょうか?それくらい多岐にわたる様式で、いくら見ていても見飽きるということがありません。欲の象徴、もしくは権威の誇示という感もなきにしもあらず、でもそこが楽しいといえましょう。A新聞を取っていない方でも本でシリーズを満喫できます。Ⅲの出版もきっとあると思いますよ。
偏屈な本棚、X橋はどこにでもある!
2009.03/13 (Fri)
エレン・レヴァイン作 カディール・ネルソン絵 『ヘンリー・ブラウンの誕生日』

ヘンリー・ブラウンの誕生日 (2008/12) エレン レヴァイン 商品詳細を見る |
奴隷制度が生きていた時代の話。図書館でふと目にとめた絵本の表紙、この男の子の眼差しに惹かれて借りました。このような絵本があることは救いです。
田島征彦 『じごくのそうべえ』

じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より (童心社の絵本) (1978/01) 田島 征彦 商品詳細を見る |
双子の絵本作家田島征三と田島征彦。私は二人とも大好きです。彼らの「絵のない絵本」は私に影響を与えてくれた大切な一冊。これは上方落語を題材にしたもので、彼自身による続編もあります。
熊谷達也 『いつかX橋で』

いつかX橋で (2008/11) 熊谷 達也 商品詳細を見る |
一気に読まされた本です、そう文字通り一気に。物語は太平洋戦争中の仙台が舞台。空襲の混乱で運命を変えられた祐輔が主人公。どんな境遇でも自尊心を失わず生きて行く彼に、さらに過酷な出来事が避けようもなく降りかかり…。そういう時代だったといえばそれまでだけれど、日本中で実際に似たようなことがあったのだろう。情景が次々目に浮かぶ描写。結末が・・・。
村上龍 『走れ!タカハシ』

走れ!タカハシ (講談社文庫) (1989/05) 村上 龍 商品詳細を見る |
NHKの私の一冊で紹介されていたので。これは面白いのか面白くないのか私はわからなかった。彼の本は大抵そう、2極分化されます。69なんて面白い方に入るけれど。この本の推薦者は・・・調べてみて、納得しますから(笑)。
息子の買い物と、私の友達の展覧会
2009.03/13 (Fri)
もうすぐ社会人になる息子の必須アイテムを補充するべく最後の買い物に行ってきました。最後、でしょうね、二人で買い物をするのは。いや、今までだってそう機会はありませんでした。思春期真っ盛りには私と並んで歩くのさえ拒否し、その嵐が過ぎ去った後は親離れ最終章とばかりに一人立ちまっしぐら。私と行動を共にするようになったのは、彼がパートナーを見つけて心に余裕が出来てからかもしれません。大人になったということ、社会性に広がりが出たようです。しかし、もう本当に一人前、経済的にも一人前になるわけですから、キッパリと一人立ちしてもらわなくちゃいけません。だから私がお金を払って買い物をするのはこれが最後と決めています。会社勤めをするのに最低限必要な背広・靴・コート、他にYシャツと名刺入れも必要ですがこれらは最寄りの大手スーパーで。背広とコートは日本橋にある若者向けのスーツ専門店が息子のお気に入りです。大学の入学式や塾講師のアルバイトで必要だったので今までにも数着このお店で買っています。今回はダークグレーを選び、銀座へ移動しました。
銀座、ここは買い物目的ではありません。私の友達が画廊でグループ展をやっているので訪れました。友達は版画、他の人は油絵の展示で、様々な画風を楽しめるようになっています。最終日には友達も会場にいるとのことでしたが、私の方はその頃舞台1週間前のリハーサル、時間も体力も厳しい状態で行けそうにありません。再会できずに残念至極、次回の展覧会こそは是非と考えています。
新宿ではデパートへ、すでに2時間ほど買い物に費やし少々疲れ気味、うな重で一息入れてから靴売り場へおりました。社会人1年生ですので、まぁリーガルあたりが値段も形も適当ではと。デザインを決めて試し履きすること数回、出てきた靴が6足。なかなか足にしっくりきませんで、でも靴に関しては微々たる妥協もできません。同じデザイン同じサイズで2足掃き比べたりまでして、出来るだけ歩きやすい靴を選びました。足に合わない靴を直すことも考えて、途中店員さんが店内の修理店まで方法を確認しに走ってくれたり。結局靴売り場に1時間弱、何度もしゃがんで靴の状態を確かめてくれた店員さんご苦労様でした。おかげさまでなんとか2足購入することができました。

東急ハンズでかったのがコレ。電子レンジで卵を調理する器です。温泉卵大好きな息子にとっては生活必需品。ところが長年使ってきた器が耐用年数切れで割れてしまい(丁寧に扱ってきたんだけれどなぁ)、他の器で代用してみましたが、これがなかなか温泉卵にならない、やっぱり専用の器でなければ!と妙に感心したものです。近所のスーパーではどこにも見当たらず、東急ハンズかLOFT赴いた際には、とずっと機会をうかがってきました。だから息子は大満足、これでまた朝食に温泉卵が食べられます。
なかなか気に行ったのが見つからなかったのが春のコート。最初のスーツ専門店で細かいチェックのコートが気に入ったのですが、すでにサイズ売り切れ。全店検索して在庫を探してもらいましたけれど、すべて売り切れ。どうやら出遅れたようです。その後デパートやスーツ店を探しましたけれど、少しも気に入ったものが見つかりません。そうなると息子は最初のスーツ専門店にあった柄違いのコートがよく思えてきて、ならばまた日本橋に戻ろうということになりました。目的のコートは無事に(!)売れ残っていてくれまして、漸く息子の買い物が終わりました。
この時点ですでに夕方5時過ぎ。11時頃に出かけましたから6時間も都心を右往左往していたことになります。もはや夕食の支度をする気力もなく、デパートに立ち寄って中華料理をテイクアウト、私はパンとサラダ。疲れたせいで失念していたのが、サークル合宿に出かけていた娘がこの日帰宅する予定になっていたこと。そう、娘の分の夕食を買い忘れてしまったのです。私たちに送れること30分ほどで娘が帰ってきてビックリ、そうは悟られずにだした夕食が手羽先とパンとトマト・・・疲れていた娘の食欲が落ちていたのは幸いでしたわ。
それにしても、高校の同級生に会えなかったのは残念。展覧会は再会するよいチャンスでしたのに。Koroさん、いずれまたお会いしましょうね、四方山話をグダグダと。
この春、広島を旅します
2009.03/09 (Mon)
息子が就職する前に家族旅行に出掛けることにしました。子供たちが私立中学高校を希望した時から、家族で旅行することはやめようと決めてきました。家計費の優先順位としてまずは子供の学校が第1位、そして家族それぞれの趣味や楽しみを第2位としたので、これは当然のこととして受け入れられました。そう誰からも不満は出ませんでした。少々さびしく思うこともありましたけれど、それはもう仕方のないことです。しかし息子が就職してしまえば休日に家族そろうこともなくなるでしょうし、そうなる前の今のうちに子育ての最終章として子供を連れて行かねばならない場所が私にはあったのです。それは広島、長崎。そう原爆を落とされた地を訪れて、記念碑や記念館を見学しなくてはいけないと母親になった時から考え続けてきました。
それで何を思うか、何を感じるか、それは個々の問題です。私の役目はその場所に連れて行くこと。日本人に生まれた以上人生で一度は訪れるべき地だと思うのです。その機会を作ってやるのが子どもに対する最後の仕事です。しかし連れ合いの仕事上、また子供たちの大学の日程により旅程はわずか2日間のみ。仕方がないので広島に限定して出掛けることとしました。
ホテルと新幹線の切符を予約しようと近所の旅行社に出かけました。最近飛行機事故が多いので娘がどうしても乗りたがらないのです。私も飛行機に乗ると耳鳴りがひどいのでできれば新幹線の方がありがたい、4時間ほどなら車窓の風景を楽しんでいればあっという間です。それもまた旅の楽しみでもありますし。
そこで私はあっと驚くこととになります。思いがけないほどの旅行代金の安さ、パックツアーで申し込むと通常のJR料金以下で2泊旅行費用全部まかなえるというのですから、腰を抜かしそうになりました。広島に2泊で一人3万円強、いいんでしょうか、いいんですよね、ニコニコしている社員さんに何度も念を押しましたよ。ホテルはビジネスで決して贅沢なものではありませんが平和公園のすぐ近くと好立地ですし、新幹線だってちゃんと指定席が取れました。申し訳なさそうに「でも朝食は付かないんですよ」とおっしゃられましたが、そんな些細なことはどうでもいいんです。もう一クラス上のホテルを申し込んだのですが残念ながらすでにパックツアー用の部屋は満室、しかしこれっぽっちも文句はありません。4人分で12万円ちょっとを支払って大満足の私です。
宮島も訪れたいし、カキも食べたい、広島焼も食べたい、もみじまんじゅうも買いたい、あらら食い意地がすごいこと。そして市電に乗るのも楽しみの一つです。春の広島を存分に満喫してくるつもりです。
子育ていっちょ上がり!の卒業式招待状
2009.03/09 (Mon)
ようやく息子の大学卒業が決まりました。おめでとう!
これで私の子育ていっちょ上がりです。よくがんばりました、私!・・・そう息子じゃなくてあくまで、私!
大学から卒業式の案内が届き、そこに卒業決定の一文を見つけ、思わず息子と万歳三唱、しっかりと握手したものです。最後の単位、卒論が通ったってことなんですね、息子もうれしかったでしょうけれど、私もうれしかったのですよ。これで内定をもらった会社に入社できるわけですから、4月からは名実共に社会人です。産まれてから22年の子育てもこれで本当におしまい、子供である以上親子関係はこれからも続きますが、一応親の責任は果たしたことになります。終わった、終わったんだと感慨もひとしお。
病弱だった赤ちゃんが、引っ込み思案で晩熟だった小学生が、一人立ちし始めた中学生が、ささやかな反抗を繰り返した高校生が、酸いも甘いもわかり始めた大学生が、漸く社会人になるのです。もう心配しない、いや心配はするのだろうけれど、保護者としての役目はお終いです。我が子として厳しく育てたのは12歳まで、それからはすこしずつ手綱を緩め行動範囲を広げさせてきました。言い訳がましいですが、社会に育ててもらう比率を増やしていこうと思ったのです。親が叱ったり諭したりするよりも、例えば失敗や挫折の経験など、社会の中でもまれた方が本人を成長させるとも思いましたし。失敗するとわかっていても先回りして回避させずに黙って見ているのはなかなか我慢のいることでした。息子を見ていると、もうちょっと育てようがあったのではないかと考えないわけではありませんが、それもこれも彼の性格によるものもありましょうし資質だといえるのかもしれません。遺伝子は手渡しましたが所詮私とは違う人間、この先はいい人間関係を結べるように、お互いを尊重していくつもりです。
さて、卒業式は恒例の武道館。当日は息子がお付き合いしている人のお母さんに紹介されることになっています。これからも遠距離のお付き合いを続けるそうですし、それならこちらも微力ながら礼をつくしましょう(笑)。ま、せいぜい振られないようにがんばってね。ともかくも、おめでとう、息子よ。
祝、デビュー10周年最初のCD発売
2009.03/05 (Thu)
ÅRASHIのNewシングル発売されましたね。Shou君主演映画『ヤッターマン』主題歌と〇ちゃん主演ドラマ『歌のおにいさん』主題歌、そしてもう1曲。残念ながらau(season)とコーセー(Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~)の曲はまだCD化されていません。次のアルバムに入ると思いますが、次々と曲が先行発表されるのは旬な彼らがメディアに徴用されている証拠、やはり今年はデビュー10周年の記念すべき年になりそうです。


Believe│曇りのち、快晴 (2009/03/04) 嵐 ・ 矢野健太 starring Satoshi Ohno 商品詳細を見る |
ところでところで、今回は通常盤だけ購入。なぜならアニメーションになった彼らのDVDに食指が動かなかったのと、〇ちゃんソロはTV録画で十分だと考えましたので。無駄なお金は使いません!・・・・のはず。
DRUMLINE LIVE 宣伝活動中
2009.03/02 (Mon)
DRUMLINE LIVE ~ドラムラインライブ~http://www.drumline.jp/pc/index.html

東京フォーラムで4月22~26日催されるステージです。映画『DRUMLINE』でお馴染みのナンバーもたくさん演奏されます。普段アメフトのハーフタイムなどでしかお目にかかれないマーチングバンドのパフォーマンスを、舞台で堪能できる素晴らしいチャンスです。アメリカの大学のマーチングバンド、若さが躍動し興奮も最高潮になること請負です。なんて、宣伝活動実施中の私なのでした。
ちなみに。宮藤官九郎の『R2C2』、とうとうチケットが手に入りませんでした。ファンクラブの先行予約、チケット会社の先行予約2件、計3件のチャンスに落選し、一般発売もNetが繋がった時はすべて売り切れ。平日の公演も瞬時に売り切れの原因は、もちろんクドカン脚本の上に阿部サダ・モリミラ・はいりetc.個性的なキャストだからですが、何よりも松田龍平初舞台というのが大きかった感触があります。見たかったけれどしかたがないっ、ああ、松田龍平~!
町内での撮影会に?!
2009.03/02 (Mon)
雨の中、家の近所を自転車で滑走する私たち母娘二人。リハがあって急いでいました。家の前から続く道は、いつもほとんど自動車の通行がない通りなので信号無視は当たり前、車道横断自由自在、そんな通りです。1分ほど走ったところでいつもと違う光景が目に入ってきました。道の両側に人の塊、ワゴン車数台が路上駐車、テントが張られて中には様々な機材。瞬時に何かの撮影だとわかりましたので、だれか俳優がいるのかなと視線を右往左往させました。しかしこちらは車道を滑走する自転車の上、雨も降っていたせいで視界もよくありません。う~ん、わからないなぁ・・・と思った瞬間娘が叫びました「Ninoだぁ~!」「えええええええぇ~~~!!!!!」
通り過ぎてから言われても遅いよぉ~、無念、私が彼の姿を確認することができませんでした。頭をひっつめにした母娘二人が奇声を発しながら自転車で滑走、はぁ~、恥ずかしいわぁ・・・。彼はコートを着て傘をさしながら「寒いですね~」なんて言っていたそうです。
この近所には極め付きのÅRASHIファンがおりまして、その子もリハにくることになっていたので、その前にNinoに会わせようと考えメールしようとしたら、なんとその子は時間を間違えてすでにスタジオに到着済み。話を聞いて涙ぐんでしまいました。でもさ、ということはさ、この先もこの町内で撮影されることもあるんじゃないかと。注意深く気を付けていれば1回くらいお目にかかれるかも、と期待を残したのでした。いやぁ、用事がなかったらずっとその場に留まって見学していたかった。無念残念、嗚呼。
